...ここはどこかしら」あたりは...
海野十三 「怪塔王」
...大助君は、なれているので、べつに、こわいとは思いませんでしたが、とおりがかりに、ふと、そのよろいを見ますと、どこかしら、いつもとは、ちがっているような気がしました...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...どこかしら違ったところがあった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...どこかしら深い山の奥にうずめられた...
江戸川乱歩 「大金塊」
...どこかしら似ているのです...
江戸川乱歩 「大金塊」
...どこかしらあたらしい入口をみつけて...
オイゲン・チリコフ 鈴木三重吉訳 「そり(童話)」
...どこかしら明哲(めいてつ)保身を最上智と考える傾向が...
中島敦 「弟子」
...それはどこかしら脳貧血に似ていた...
堀辰雄 「恢復期」
...どこかしら? あの子だけだわ...
三好十郎 「冒した者」
...どこかしら歪(ゆが)んだしなびたような躯つきの...
山本周五郎 「雨あがる」
...または口のききかたなどにどこかしら似たところがあり...
山本周五郎 「季節のない街」
...衿が曲ってるわ」などと悠二郎の着物のどこかしら...
山本周五郎 「桑の木物語」
...どこかしら少しずつ店のようすの違ってゆくのが眼についた...
山本周五郎 「新潮記」
...五人の婿はそれぞれどこかしらをくぼませ...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...しかしどこかしら似合っている...
山本周五郎 「風流太平記」
...どこかしら陰気な青年のように...
山本周五郎 「山彦乙女」
...どこかしらに籠(こも)ってるときまった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ここはどこかしら? と思い惑っているとかすかに一点の御灯(みあかし)がみえる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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