...どきりとするほどの迫真の力を持つことが出来たのでありますが...
太宰治 「女の決闘」
...安重根 (どきりとして顔を上げて...
林不忘 「安重根」
...彼はどきりともしなかった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...少年はどきりとした...
フョードル・ドストエフスキー 神西清訳 「キリストのヨルカに召された少年」
...私は心にどきりとした...
豊島与志雄 「孤独者の愛」
...窮屈そうなほどきりっと合せていた...
豊島与志雄 「塩花」
...オイディプスやポリュエウクトスなどきりだわ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...おれはどきりとした...
豊島与志雄 「早春」
...どきりと冷汗を流してしまつた...
萩原朔太郎 「夏帽子」
...ゆき子の直感にどきりとした...
林芙美子 「浮雲」
...私もどきりとした...
平林初之輔 「夏の夜の冒険」
...胸がどきりとして...
北條民雄 「発病」
...私は思わずどきりとしながら...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...僕は、どきりとして、「その肉桂(ニツキ)は辛いか、金ちやん!」とお世辞をつかつた...
牧野信一 「肉桂樹」
...胸がどきりツとするやうな事が妄(むやみ)とあツた...
三島霜川 「水郷」
...いちどきりでお伺ひしません...
室生犀星 「汽車で逢つた女」
...幾分どきりと胸を刺された思いになりかけたのをわざと図太く構え共謀であろうとなかろうとそれだけ人を殴ればもう十分であろうというと今度は軽部は私にかかって来て...
横光利一 「機械」
...思わずどきりとして胸騒ぎが昂まった...
横光利一 「旅愁」
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