...胸のところがどきどきとして苦しい程(ほど)でした...
有島武郎 「一房の葡萄」
...胸をどきどきさせた...
海野十三 「火星兵団」
...私は胸がどきどきして来た...
海野十三 「最小人間の怪」
...胸はどきどきします...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...お前この白絹をどうする気なの?」と胸をどきどきさせながら...
太宰治 「新釈諸国噺」
...私は胸がどきどきして...
太宰治 「千代女」
...君江は顔の血に心づくと俄(にわか)に胸がどきどき鳴出して...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...自然に胸がどきどきして来るのを禁ずることが出来なかった...
中島敦 「虎狩」
...などと胸をどきどきさせながら...
中島敦 「虎狩」
...胸がどきどきするほどうれしくなった...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...どきどきして来ました! 彼は一心に見上げましたが...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...私の心臓は急にどきどきしだした...
堀辰雄 「美しい村」
...心臟をどきどきさせながら...
堀辰雄 「麥藁帽子」
...フィル・テンプルの心臓がどきどきし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...重苦しくどきどきと高鳴った...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...シンゾウをどきどきさせている癖に...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...諏訪 聞こえて? こんなにどきどき...
森本薫 「華々しき一族」
...胸がどきどきして来てよ...
横光利一 「旅愁」
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