...どうにかしなければ...
梅崎春生 「Sの背中」
...どうにかやって行けるだろうと思うんだがね...
梅崎春生 「狂い凧」
...それでもどうにか...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その男が手にナイフと共に一冊の書物を持っているのを私はどうにか見分けることが出来た...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...そうして難関に出会っても存外どうにかしてそれを切り抜けて行く...
寺田寅彦 「科学者とあたま」
...たとえ逃げ出すにしても逃げ出し方があれとはもう少しどうにか違うのではないかという気がするのである...
寺田寅彦 「初冬の日記から」
...あの人がどうにかしてくれるだろう...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...今はどうにか生活が立つようになったのだから...
豊島与志雄 「好意」
...お品(しな)の蒲團(ふとん)の下(した)に入(いれ)てあつた蓄(たくはへ)とでどうにかすることが出來(でき)た...
長塚節 「土」
...どうにか輸送がきくようになったので...
中谷宇吉郎 「硝子を破る者」
...女は慰撫さえすればどうにかなる」...
夏目漱石 「明暗」
...英語の字幕は、どうにか分るが、フランスものに困るんだ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...どうにかかうにか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「只さえ、どうにかして、浪路さまを現在の御境涯から蹴落し、君寵(くんちょう)を奪おうと、日頃から狙(ねら)いに狙っている女性(にょしょう)たちの耳に、この真相が達した破目には、まるで蜂の巣を、突付きこわしたような騒動が起るは必定(ひつじょう)――しかも、それが、大奥だけに止(とど)まる話であればまだしもじゃが、第一、三斎さま、駿河守さまの、御威勢も、言わば、浪路さまの御寵遇が、預かって力がある筋もござるし、このおふた方の権威が、又、世間の嫉(ねた)みを買うているわけゆえ、結局、どこまで煩(わずら)いがからまってゆくか、見当もつかぬ――それで、さすがの御隠居も、あらわにはお出しにならぬ、大分、御心配の御容子(ごようす)だが――」「でも、妙でござんすねえ――」と、お初が、いぶかしげに、「雪之丞のために、姿をおかくしになったとしたら、あの者を責め問うたなら、お行方は、すぐにおわかりになるでござりましょうに――」「ところが、それが、あの化性(けしょう)もの奴の不敵なところだ」と、門倉平馬は三白眼の白目を、剥(む)きだすようにして、「あれは、悉(ことごと)く御隠居の御信用を得ている上、実にきっぱりと、申しわけをいたしておる――いかにも、浪路さまより、身に余る仰(おお)せをうけたこともござりますが、当方は、河原者、人まじわりもつつしまねばならぬ身、ことさら芸道大切に、これまでとて、女性の肌にもふれておりませぬで、その御懇情(ごこんじょう)だけは、平にお忘れ下さるよう、申し上げたことでござります...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...私たちはどうにかしてできるだけ面白(おもしろ)くそれをやろうと思うのです...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...どうにか自立が出来てゐた...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...どうにかして何年かすぎるのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これもどうにかして徳川氏に対して他意のないことを示さうとする手段である...
森鴎外 「栗山大膳」
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