...あのとりすました新郎新婦が...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...非常にとりすました表情で...
江戸川乱歩 「五階の窓」
...全体にとりすました表情であった...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...君のとりすました顏を...
太宰治 「陰火」
...雪子の色の白いとりすました顔や...
田山花袋 「田舎教師」
...とりすましたふうをしているんだろう...
田山花袋 「田舎教師」
...いつもとりすました顔をしている女は...
寺田寅彦 「柿の種」
...上品にとりすました生の表面と...
中島敦 「光と風と夢」
...あんなとりすました顔をしているが...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...すこしとりすましたようなようすで...
久生十蘭 「金狼」
...とりすました冷い感じのひとだったが...
久生十蘭 「無月物語」
...あんなとりすました所作を要求されたりと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...やがてとりすましたやうに整つて行つた...
水野仙子 「女」
...おみつはとりすました口元に微笑を浮べる位で...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...思わせぶりなとりすましたもので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ふとこの心を眺めおろしているとりすました自分に気が付いてちょっと厭な気分になった...
矢田津世子 「父」
...いつもとりすました...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...なにやらとりすました眼つきで...
山本周五郎 「山彦乙女」
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