例文・使い方一覧でみる「とりかかる」の意味
スポンサーリンク...お島婆さんがいざ仕事にとりかかるとなると... 
芥川龍之介 「妖婆」
...いつから試作にとりかかるのでありますか」「さあ...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...通知状を刷るためにたちまち腕まくりで蒟蒻版の刷にとりかかるもの...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...学者と同じような献身的な研究にとりかかるのだということがわかる...
大下宇陀児 「乱歩分析」
...この一文にとりかかるため...
太宰治 「創作余談」
...ことごとしくとりかかるにも及ぶまいといふことに落ちついて...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...長い小説にとりかかるつもりであった...
太宰治 「東京八景」
...たとえば工場の仕事の合間に号令一下で体操をやってまた仕事にとりかかる...
寺田寅彦 「映画雑感（１［＃「１」はローマ数字、1-13-21］）」
...最初にまず水面の所在を測定し確かめておいてから開花の準備にとりかかるというのである...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...一丈余りの地蔵尊をきざむことにとりかかる...
中里介山 「大菩薩峠」
...大変な馬力で両方からとりかかる大小二つの...
中里介山 「大菩薩峠」
...……康子が夕餉（ゆうげ）の支度（したく）にとりかかる頃には大概...
原民喜 「壊滅の序曲」
...いよいよ本芸（ほんげい）にとりかかる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それからこの三老人にとりかかるのだから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何かにとりかかるとつい手紙を不精してしまって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今では菜類にも冬に入ってから貯蔵にとりかかるものが多くなっているが...
柳田國男 「食料名彙」
...彼はすぐまた旅臭い寝台でひとり寝る準備にとりかかるのだった...
横光利一 「旅愁」
...すぐその奇計にとりかかる決意を洩らしたが...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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