...おもいとまるようにいいきかせました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「旅なかま」
...一から十まで外国をいゝと思う人とまるで外国をけなす人と...
石川欣一 「山を思う」
...即ち自動車がとまると...
石川欣一 「山を思う」
...それが眼にとまると...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...舞台とまる...
太宰治 「春の枯葉」
...若党がつとまるか! バカものめ!」と頭ごなしにどなりつけましたが...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...私は息(いき)もとまるほどびっくりしました...
豊島与志雄 「ばかな汽車」
...今夜あたりも大抵話はまとまるまいと思うと...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...帽子も二重廻(にじゅうまわし)も背恰好(せかっこう)も後から見るとまるで同じなんだけれど...
永井荷風 「ひかげの花」
...ところが不通俗に考えた結果によるとまるで反対になってしまいました...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...やりきれないわ」とまるで少女のやうにすなほであつた...
林芙美子 「「リラ」の女達」
...上のベルトゥーフのところに一台の馬車がとまるぞ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...寿江子もそっちへかえって一晩とまる位のことをしようということになりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ぽつんぽつんとまるで絞出し絵具を唯今しぼりだしたばかりのやうに...
三好達治 「柘榴の花」
...すんなりとまるみをもって匂やかにまでなまめかしかった...
山本周五郎 「お繁」
...「思いとまるから放してくれ」「御容赦を願います」と靱負が泣きながら云い...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...大見得(おおみえ)とまる裸(はだか)との...
吉川英治 「新書太閤記」
...そうして報酬とまるで釣合わないような苦しい労働である場合でも...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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