例文・使い方一覧でみる「とばり」の意味
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テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...白き戸帳（とばり）を見かえりながら...
泉鏡花 「縁結び」
...やがて陽は西に傾（かたむ）き夜の幕（とばり）が降りて...
海野十三 「見えざる敵」
...「秘密」の帷（とばり）を一枚隔てて眺める為めに...
谷崎潤一郎 「秘密」
...周囲には東洋で製作（で）きた炎えたつような美しい帷張（とばり）がかかっている...
――モウパンサン―― 辻潤訳 「頸飾り」
...太陽の光に少しずつ消えてゆく霧の帷（とばり）のような北方の憂鬱（ゆううつ）を多少...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...帷（とばり）を少し開いてみた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...夜のとばりが町に降りた...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...横に黒布の帳（とばり）を垂れ...
吉川英治 「江戸三国志」
...錦繍（きんしゅう）の帳（とばり）を垂れ...
吉川英治 「剣難女難」
...何事だ？」帳（とばり）を払って面（おもて）を向けて見ると...
吉川英治 「三国志」
...兵船の幕（とばり）から武具...
吉川英治 「三国志」
...陣幕（とばり）のうちにかくしている将もあり...
吉川英治 「私本太平記」
...幕（とばり）から幕を覗いて行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...二重三重に陣幕（とばり）を張りめぐらしてある本営の枢要部（すうようぶ）に...
吉川英治 「新書太閤記」
...……陣外に賑やかな音曲が聞えるではないか」営中の幕（とばり）をあけて...
吉川英治 「新書太閤記」
...本陣のとばりを揚げて入って来た前線の一将を見て...
吉川英治 「新書太閤記」
...帳（とばり）の奥に...
吉川英治 「親鸞」
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