例文・使い方一覧でみる「としより」の意味
スポンサーリンク...『俺（わし）は古（ふる）くからこの瀑布（たき）を預（あず）かっている老人（としより）の竜神（りゅうじん）じゃが... 
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...『あの老人（としより）が…………………………………………と思ふと...
石川啄木 「道」
...老人（としより）が若い者に忠告するなら今のうちの事だ...
薄田泣菫 「茶話」
...」「老年（としより）つて幾つ位かな...
薄田泣菫 「茶話」
...病める老人（としより）の用しげく婢（おんな）を呼ばるるゆえ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...然しわたくしはこの土地の女がわたくしのような老人（としより）に対して...
永井荷風 「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」
...老人等（としよりら）は念佛（ねんぶつ）の復活（ふくくわつ）したことに十分（ぶん）の感謝（かんしや）と滿足（まんぞく）とを有（も）つた...
長塚節 「土」
...老人等（としよりら）は皆（みな）夫（それ）を埃（ほこり）だらけな佛壇（ぶつだん）の前（まへ）に供（そな）へた...
長塚節 「土」
...其（そ）の服裝（なり）は他（た）の老人等（としよりら）とは異（ちが）つて居（ゐ）た...
長塚節 「土」
...あとは老年（としより）と女ばかり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夜もすがら枕近くにありて悄然（しよんぼり）とせし老人（としより）二人の面（おも）やう...
樋口一葉 「うつせみ」
...老年（としより）は首を垂れ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...「ぞつとするやうな醜い年寄（としより）でございます...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...九十歳のお老人（としより）のあなたが...
三浦環 「お蝶夫人」
...「なにしても、おとしよりだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...窺われますかの」「おととしよりは去年...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...「お老婆（としより）の手をひいて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「驚いた老人（としより）だ...
吉川英治 「無宿人国記」
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