...おじさんの所書(ところがき)をもわたしました...
アミーチス 日本童話研究会訳 「母を尋ねて三千里」
...ところがきみたちは...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...そして普魯西(プロシヤ)で捕虜(とりこ)になつてゐる甥の名前と収容所の所書(ところがき)とを渡すと...
薄田泣菫 「茶話」
...女ではとかくそこのところがきっぱり行かない...
谷崎潤一郎 「客ぎらい」
...ところがきょうの夕方のこと...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...第四大区(だいく)第何小区何町何番地と所書(ところがき)のしてあったのを記憶している...
永井荷風 「日和下駄」
...三日中(うち)に行くところがきまったら知らせるわ...
永井荷風 「雪解」
...ところがきわどい時に昔の悪友...
中里介山 「大菩薩峠」
...ところがきょうは...
新美南吉 「かぶと虫」
...所書(ところがき)は残していらっしゃいませんでした...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...ところがきょうも二時間目ころからだんだん晴れてまもなく空はまっ青(さお)になり...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...ところがきをお知らせいたしましょうね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そちらのところがき...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ところがきさまは途中でひっかかって...
山本周五郎 「思い違い物語」
...「ところがきさまは...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...妻の所書(ところがき)も...
夢野久作 「戦場」
...私(わたくし)の認(したゝ)めた所書(ところがき)が稍(やゝ)不完全ですから此(この)手紙が果してお手許(もと)に達するか否かを懸念しますが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...ところがきてみると...
吉川英治 「神州天馬侠」
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