...もちろん画のほうもとことんまで師のものを身につけなくてはいけないと思う...
上村松園 「三人の師」
...とことんまで洗いあげる決心でいる...
海野十三 「地獄の使者」
...とことんまで搾ってしまいますから」という返事であった...
中谷宇吉郎 「油を搾る話」
...それをとことんまで搜し拔くんだ」「へえ――」「俺は出直さうと思つたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とことんまで行くんだ」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とことんまでお前の邪魔をしてやる...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とことんまで調べて見たら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...根津宮永町の木賃宿」「昨日も行った筈じゃないか」「とことんまで調べ抜くため...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とことんまで調べて頂いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こんなにとことんまで来ると今度は私の方が気の毒で見ちやゐられない」歩きながら...
林芙美子 「朝夕」
...そのためにおかみさんとのいさかいをとことんまでもっていって...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...あなぐまトミーと きつねめさんは おたがいのことが とことんまで 大きらいのようですね...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...これによってかかるとことんまでおちるのを免れたとしても...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...とことんまで文化の役に立てる希望です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...とことんまで勝たなければ勝った気にならない人...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...とことんまで追いこんでやろう...
山川方夫 「あるドライブ」
...とことんまでおちるほうがいい...
山本周五郎 「季節のない街」
...彼の任は、江戸にある不平、無頼、野望、自暴、の徒を駆って、さなきだに悪政下にある世相人心へ拍車をかけて、とことんまで、人間を自堕落と不安の底に追い陥(おと)し、時をまって、西国の仲間のうちへ奔(はし)る予定でいたのである...
吉川英治 「大岡越前」
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