...自負のとがめなきにしもあらざるべけれど...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...放蕩息子(ほうとうむすこ)をとがめ立てる父親がこのとおりの人間なんです! 皆さん...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...しかし彼はかつて彼女をとがめなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...神祇非禮をとがめ...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...道庵は聞きとがめて...
中里介山 「大菩薩峠」
...平次はそれを見とがめて後から追ひすがりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...氣がとがめて出さなかつたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これとても重き御とがめは免(まぬか)れない」「――」「昨日一日必死の探索をいたしたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前をとがめるのぢやない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とがめるものではありません...
羽仁もと子 「女中訓」
...大きくなってからはっきりした印象を残していることがめったにないものだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...「十二時に呼びつけておいて」と女がとがめるように訊(き)いた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...やはり心がとがめるので...
牧野信一 「風流旅行」
...精女 まことに――我がままで相すみませんでございますけれ共お主様に捧げました体でございますから自分の用でひまをつぶす事は気がとがめますでございますから今日は御許しあそばして――第一の精霊 お主様に捧げた? おしい事じゃ...
宮本百合子 「葦笛(一幕)」
...何事をかお役人に見とがめられたのではないかと気づかうらしく...
森鴎外 「高瀬舟」
...真に私のような者の愚論でもおとがめなく...
吉川英治 「三国志」
...おとがめはありますまい...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それをとがめるどころではなく...
吉川英治 「神州天馬侠」
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