...だれもジャンのぜいたくざんまいをとがめ立てする人はありませんでした...
有島武郎 「かたわ者」
...旅団の副官をしていた大尉が民家で泥酔し女とダンスに興じていたのを兵隊に見とがめられたという事件も起った...
梅崎春生 「日の果て」
...とがめることが出来ないのである...
太宰治 「善蔵を思う」
...いきなり聞きとがめた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...とがめ立てするものはありませんからね...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...池部は聞きとがめていた...
豊島与志雄 「神棚」
...彼らの所説をとがめ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
......
中野鈴子 「母の手紙」
...お巡りさんにとがめられるのが精々だろう...
野村胡堂 「悪人の娘」
...父と共に幕府の御とがめを受けた出雲守頼門(後の頼元)は...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「お前は?」主人の寺西右京はとがめるやうにそれに應へました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...家事不取締の御とがめは免(まぬが)れない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...子の甘つたれをとがめもせずに同意した...
牧野信一 「熱海線私語」
...一寸気がとがめたやうな気おくれを覚へましたが...
牧野信一 「蛍」
...ベスが聞きとがめていいました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...私はそれをとがめる気も怒る気もしなかった...
宮本百合子 「悲しめる心」
...見とがめた客の一人が...
吉川英治 「三国志」
...曹操は聞きとがめて...
吉川英治 「三国志」
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