...玉蜀黍(とうもろこし)の大きな畠(はたけ)には...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...とうもろこしをとってみたらまだ早くてね」姉はいそいそとして縁から子どもたちを呼び迎える...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...これは玉蜀黍(とうもろこし)を乾す小屋で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...蕎麥(そば)と玉蜀黍(とうもろこし)を人間が常用食にして呉れると...
塚原蓼洲 「兵馬倥偬の人」
...畑にはもう刈残された玉蜀黍(とうもろこし)や黍(きび)に...
徳田秋声 「あらくれ」
...玉蜀黍(とうもろこし)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...玉蜀黍(とうもろこし)の畑に見えなくなった了うた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...玉蜀黍(とうもろこし)の茎は倒れて見通す稲田の眺望は軟かに黄ばんで来た...
永井荷風 「草紅葉」
...とうもろこしを焼いて食ひ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...あるいは畑になつて茄子(なす)玉蜀黍(とうもろこし)などつくつてある傍に柿の木が四...
正岡子規 「病牀六尺」
...そしてちらっと大きなとうもろこしの木を見ました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...その大きなとうもろこしの木がほとんどいちめんに植(う)えられて...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...「とうもろこしだって棒(ぼう)で二尺も孔(あな)をあけておいてそこへ播(ま)かないとはえないんです」「そうですか...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...突然(とつぜん)とうもろこしがなくなって巨(おお)きな黒い野原(のはら)がいっぱいにひらけました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...オートミルよりも少し早く出来ます」大原「八日目は」お登和「ポークエンドビーンスといってサザキの湯煮(ゆで)たのと塩豚とへ蜂蜜を加えて蒸焼にしたのですがこれはちょいと素人(しろうと)に面倒です」大原「九日目は」お登和「コーンミルと申して玉蜀黍(とうもろこし)のマッシです」大原「十日目は」お登和「十日目は日本風の朝食で...
村井弦斎 「食道楽」
......
八木重吉 「貧しき信徒」
...三本の玉蜀黍(とうもろこし)が秋風にそよぎ...
柳田国男 「雪国の春」
...玉蜀黍(とうもろこし)の毛のような赤毛のしょぼしょぼと生えた頭の...
山本周五郎 「落葉の隣り」
便利!手書き漢字入力検索