例文・使い方一覧でみる「とうてい」の意味
スポンサーリンク...あまりに悲壮（ひそう）であってとうてい見つづけることはできなくて... 
海野十三 「怪星ガン」
...とうてい発見することはできぬ...
丘浅次郎 「自然界の虚偽」
...これを省いてはとうてい皮相的にとどまるをまぬがれぬ...
丘浅次郎 「生物学的の見方」
...とうてい種属の断絶することをまぬがれぬはずであるが...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...ここにはとうてい述べるわけにはゆかぬが...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...とうてい実行の人たることは出来ない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...しかし絶対禁酒はとうてい出来ない...
種田山頭火 「其中日記」
...とうてい解るまい...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...足においてはとうてい七兵衛の敵ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...到底（とうてい）智慧比べで勝てる奴ではない...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...とうてい満足な解答を与うることができぬであろう...
新渡戸稲造 「自警録」
...俳友の冬亭（とうてい）がビールと葱をさげてきて...
久生十蘭 「西林図」
...とうてい否定することができない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...とうてい及びもつかない目標をかかげるのは不当だと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...とうてい手に負えないとみて...
山本周五郎 「風流太平記」
...しかも、今の彼たるや人臣の栄爵を極め、その最高にある身だけに、その巧言令色（こうげんれいしょく）にたいする歓びも受けいれかたも、とうてい、宮門警手の一上官などの比ではない...
吉川英治 「三国志」
...剣山でとうていのがれ得ぬはずの危地を...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...到底（とうてい）飢（うゑ）を医（い）するに足（た）らざるを以て...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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