...これがてんやわんやな興奮の原因なのだ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...てんやわんやの真最中に...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...てんやわんやで見当もつきません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...このてんやわんやの騒ぎの最中に...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...てんやわんや騒ぎのなかに...
久生十蘭 「だいこん」
...てんやわんやのうち...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...いずれもこうしたてんやわんやになってしまう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...てんやわんやの出帆準備があつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...てんやわんやに逃げ散りました...
吉川英治 「江戸三国志」
...それまでの寿命とあきらめてもらうより仕様(しよう)がない」てんやわんやの素人(しろうと)療法で...
吉川英治 「江戸三国志」
...てんやわんや心理の狂瀾でした...
吉川英治 「折々の記」
...店頭(みせ)の方で前後して鳴る無数の時計の振子がてんやわんやに聞こえてくる...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...てんやわんやの戦列や突撃が因をなしたのはいうまでもない...
吉川英治 「私本太平記」
...てんやわんやの喚(おめ)きの中に吹きくるまれる...
吉川英治 「私本太平記」
...奥州も、てんやわんやだ...
吉川英治 「私本太平記」
...このへんの複雑さがよくのみこめないと太平記の社会は単なるてんやわんやにしか観(み)られぬだろう...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...てんやわんやの一時代であったというもよろしいでしょう...
吉川英治 「随筆 新平家」
...望みもされないてんやわんやに陥ち入ってしまった...
吉川英治 「平の将門」
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