例文・使い方一覧でみる「てんで」の意味


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...てんで俗世間のことには無頓着だからな...   てんで俗世間のことには無頓着だからなの読み方
有島武郎 「親子」

...熊さんにはてんで見当がつきませんでした...   熊さんにはてんで見当がつきませんでしたの読み方
竹久夢二 「日輪草」

...他の世界の事なんかてんで問題にしてなかつたら...   他の世界の事なんかてんで問題にしてなかつたらの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...てんで何も気がついていないのだから驚く...   てんで何も気がついていないのだから驚くの読み方
太宰治 「正義と微笑」

...てんで自分の体は来ないんですもの...   てんで自分の体は来ないんですものの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...てんでに門の粘土をくづしとり...   てんでに門の粘土をくづしとりの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...たいそういいってんです」といった...   たいそういいってんです」といったの読み方
中勘助 「島守」

...てんでおぼえがなかったのです...   てんでおぼえがなかったのですの読み方
新美南吉 「和太郎さんと牛」

...――日比魚(ひびうお)と三字でひらめと読むか読まないかてんで...   ――日比魚と三字でひらめと読むか読まないかてんでの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...てんで目に入らないように...   てんで目に入らないようにの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...てんで耳もかさず...   てんで耳もかさずの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...てんで花のいうことを信用していなかったのだ...   てんで花のいうことを信用していなかったのだの読み方
久生十蘭 「魔都」

...しかし彼等のことなどてんで眼中にないチチコフは...   しかし彼等のことなどてんで眼中にないチチコフはの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...てんで加藤は村瀬の悲しみを案ずるどころではなかつた...   てんで加藤は村瀬の悲しみを案ずるどころではなかつたの読み方
牧野信一 「女に臆病な男」

...てんで身を入れて聞きもしなかつたが...   てんで身を入れて聞きもしなかつたがの読み方
牧野信一 「黄昏の堤」

...でもてんでそんなこといまの小圓太の耳には入らなかったのだった...   でもてんでそんなこといまの小圓太の耳には入らなかったのだったの読み方
正岡容 「小説 圓朝」

...その春から夏へかけて亜米利加(アメリカ)の聖路易(セントルイス)てえ処で世界一の博覧会がオッ初(ぱじ)まるてんで...   その春から夏へかけて亜米利加の聖路易てえ処で世界一の博覧会がオッ初まるてんでの読み方
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」

...私は時々来る冷たい顔をした医者にこの話を熱心にするのですが彼等はてんで聞いてもくれないのです...   私は時々来る冷たい顔をした医者にこの話を熱心にするのですが彼等はてんで聞いてもくれないのですの読み方
蘭郁二郎 「歪んだ夢」

「てんで」の書き方・書き順

いろんなフォントで「てんで」


ランダム例文:
かぎ針   青鞜派   窮民  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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