...そんなに無學ぢやてんで御話にならないぢやないか...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...趙七爺は隣村の茂源酒店(もげんしゅてん)の主人である...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...天空(てんくう)にのこされた最後のせまい星の光りが消えていくのを見まもっている...
海野十三 「怪星ガン」
...紅白だんだらの幔幕に美々しく飾った大伝馬(おおてんま)へ...
谷崎潤一郎 「幇間」
...こういう昔ふうな年の数え方は今ではてんで相手にしない人が多い...
寺田寅彦 「自由画稿」
...ひとり合点(がてん)をして...
中里介山 「大菩薩峠」
...胃の位置が顛倒(てんどう)したんだ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...私も氣が顛倒(てんたう)してゐたかもわかりません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...天秤(てんびん)にかけて...
火野葦平 「花と龍」
...誰か聖天樣(しやうてんさま)へお参詣(まいり)してゐるんですよ...
三島霜川 「平民の娘」
...そして空から瞳(ひとみ)を高原に転(てん)じました...
宮沢賢治 「インドラの網」
...何だ?客二 どうしたつてんだい?お秋 どうしたの...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...石は野天掘(のてんぼり)もあるが...
柳宗悦 「野州の石屋根」
...用途はてん草と同じく...
柳田國男 「食料名彙」
...――今日は竪川(たてかわ)で伝馬(てんま)が詰っちまってな...
山本周五郎 「青べか物語」
...おてんとさまの昇るのを見て胆をつぶすことさえあるんですから」栄二は心が萎(な)えるように感じた...
山本周五郎 「さぶ」
...叡山第百十六世の天台座主(てんだいざす)として山入りされた三年前からの奨励だった...
吉川英治 「私本太平記」
...天相(てんそう)の晴曇(せいどん)によって...
吉川英治 「新書太閤記」
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