...又(また)陸(おか)に一軒(けん)の人家(じんか)も見(み)えないのが現世(げんせ)と異(ちが)っている点(てん)で...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...君は僕とはてんで違うんだ...
梅崎春生 「風宴」
...奉天(ほうてん)は自ら棄て北の方に走るというような事になって...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...勤倹平和なる家庭と社会とを立てん事を謀らざるべからず...
関寛 「関牧塲創業記事」
...てんで入用とも考えちゃいないのだ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...汝はまたわれを見捨てんとするのか?」「予は汝をまた見捨てるであろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...白梅(しらうめ)に明ける夜ばかりとなりにけり天明(てんめい)三年...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...雁木(がんぎ)の上の露店(ろてん)で...
林芙美子 「風琴と魚の町」
...てんでに往来から往来へと先きを急いだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...なにしろ野天(のてん)で興行(こうぎょう)するなんということはこの寒さにできない相談(そうだん)であった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...窮屈な御殿暮(ごてんぐら)しの気づかれが出てのことであろうと思えば...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...てんじょうから水がたれる...
三好十郎 「胎内」
...纏頭(てんとう)は高級官人と皇子がたへは帝から...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宝永中に印行(いんこう)せられた具平親王(ともひらしんのう)の『弘決外典抄(ぐけつげてんしょう)』の数種を存するに過ぎない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...人のいうところによれば従来の医者をことごとく無学だとかぺてん師だとかそしりながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一族の典厩(てんきゅう)信繁...
吉川英治 「上杉謙信」
...そして宮津の京極から剣道試合の申込みを受けた顛末(てんまつ)...
吉川英治 「剣難女難」
...天嶮(てんけん)の城というものも...
吉川英治 「新書太閤記」
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