...二十円の入場料だってやすいくらいだ...
海野十三 「透明猫」
...すわってやすんでいるのです...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...酒がよくてやすかつたので...
種田山頭火 「行乞記」
...仲間の者が皆いっしょに食事をしてやすまいかと気づかわれた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...子供たちが心配してやすまいかと気づかってあまり急いだので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...どっこいしょと石ころの上にはい上がってやすみました...
林芙美子 「龜さん」
......
樋口一葉 「さをのしづく」
...完全に勝てやす、見てるんでやすから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...す薦(ごも)敷き青菜煮もてきうつばりにむかばき懸けてやすむ此君食事の時の有樣なるべし...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...と云うなり手をとって土間を歩かせ大急ぎで床を取ってやすませた...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...中年 そいつがさ、そいつが……そりゃ、はじめっから、わかってやす...
三好十郎 「おりき」
...夜なんぞおっかねえ事あ無えかなあ?金吾 馴れてやすからね...
三好十郎 「樹氷」
...あの人達が居るんで助かってやすよ...
三好十郎 「樹氷」
...枕耳(まくらみみ)を立ててやすんでいた...
室生犀星 「野に臥す者」
...沍(い)てやすい...
柳宗悦 「野州の石屋根」
...代わりをおいてやすむ...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...やっぱり同じこってやす」前紙屑買いはやや昂奮(こうふん)して...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...生きてるうちのこってやす...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
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