...お針のお六は行燈(あんどん)の陰で背中を丸くしてほどきものに余念がなさそうな振りをしていて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...箱の紐に手をかけてほどきはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ポール・カリグに手解(てほどき)されてゐたトレズニカ独り...
中原中也 「トリスタン・コルビエールを紹介す」
...いろいろ感じ糸のこぶと話でもするような気になってほどきます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...玄一郎も初め津田にてほどきを受け...
山本周五郎 「いさましい話」
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