...幼年の日を養ひし大搖籃(だいえうらん)のわだつみよ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...水やパンなどをつみこむ...
海野十三 「恐竜島」
...バスの車体の中にかくしてつみこんだトラックは...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...つみのない人間を殺しても...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...なにか大きな黒いふろしきづつみを...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...その山のようにつみかさねた木をにらみつけました...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...智恵子は訪問の私に一つの紙づつみを渡して見ろといふ風情(ふぜい)であつた...
高村光太郎 「智恵子抄」
...いまかんがえるとそのとき歩かせられた堤というのは巨椋堤(おぐらづつみ)なのでござりまして池は巨椋の池だったのでござります...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...不便(ふびん)なる罪人(つみびと)に赦し給へ...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...片手に進物(しんもつ)の菓子折ででもあるらしい絞りの福紗包(ふくさづつみ)を持ち...
永井荷風 「深川の唄」
...式台に腰をおろして腰の風呂敷包(ふろしきつつみ)をほどいた...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...手代の幸吉は職業的な器用な字で封筒の稚拙味(ちせつみ)は眞似てもできさうもなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若し本包(ほんづつみ)に...
二葉亭四迷 「平凡」
...われらを待つみちのくの夢は寂しく...
村山俊太郎 「平泉紀行」
...かれの癖の一つみたいであった...
山之口貘 「酒友列伝」
...木隠龍太郎(こがくれりゅうたろう)と巽小文治(たつみこぶんじ)のふたりである...
吉川英治 「神州天馬侠」
...侍奉公をするんだよだ!」寝衣包(ねまきづつみ)を背なかに背負い...
吉川英治 「新書太閤記」
...遠く渥美(あつみ)半島が見えた...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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