...此(こ)の積上(つみあ)げられたる雜具(がらくた)の上(うへ)に...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...その時莚包(むしろづつみ)と焼明(たいまつ)を持って背の高い男が...
田中貢太郎 「赤い土の壺」
...菜摘(なつみ)の里にある...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...三峰(みつみね)で採集したものなどを出して見せる...
田山花袋 「田舎教師」
...それを桑つみにいつた拍子にふいと私が見つけびつくりして飛んでかへり訳をきいたがみんなはなんのかのとはぐらかして相手にしようとしない...
中勘助 「銀の匙」
...脳骨微塵(のうこつみじん)と打ち蒐(かか)る...
中里介山 「大菩薩峠」
...旅商人(たびあきゅうど)の脊(せ)に負える包(つつみ)の中には赤きリボンのあるか...
夏目漱石 「薤露行」
...つみほろぼしのため...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...桑つみ位のもんださ」「お前の家ぢやア...
林芙美子 「うき草」
...つつみきれぬ喜びと驚きとがその顔にあふれています...
平林初之輔 「少年探偵 呉田博士と与一」
... こみちを くだって クロイチゴつみに でかけました...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「あなうさピーターのはなし」
...何の罪科(つみとが)もない人と思うと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...江岸の坡(つつみ)まで駈けた...
吉川英治 「三国志」
...それを密々(みつみつ)言上(ごんじょう)いたしますれば...
吉川英治 「神州天馬侠」
...久しく切所(せっしょ)に引籠(ひきこも)って行蔵(こうぞう)をつつみ...
吉川英治 「新書太閤記」
...バッと黒い土砂を持った爆風があたりをつつみ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一概にいえないものだな」毛馬堤(けまづつみ)で...
吉川英治 「宮本武蔵」
...風呂敷づつみを抱えて宅の前を通りましたので...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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