...私達(わたくしたち)の間(あいだ)をつなぐ霊的(れいてき)因縁(いんねん)は別(べつ)と致(いた)しましても...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...* ヤコブがみたという地上と天国をつなぐはしご(創世記二八ノ一二)ふたつの姿がへやのなかでちらちら動いていました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...煉瓦と煉瓦をつなぐモルタルは...
海野十三 「千早館の迷路」
...小石を二つ三つなぐれど...
大町桂月 「秋の筑波山」
...スペイン宮廷とフランダースの陰謀家たちをつなぐ連絡の中心人物だったらしいのである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...製材所のある町とこの峡谷をつなぐ費用にくらべ...
アンブローズ・ビアス Ambrose Bierce 妹尾韶夫訳 「マカーガー峽谷の秘密」
...食いつなぐべき保存食肉を船につんで...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...村から街をつなぐ街道の美しさ...
竹久夢二 「砂がき」
...事件の波瀾重畳のみを本意として興味をつなぐ以外に何ものも見いだし得ないのである...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...映画のカットをつなぐ...
中井正一 「カットの文法」
...もはや人々をつなぐ術はなくなったのである...
中井正一 「大会を終りて」
...かつ整備されて手をつなぐことができるのである...
中井正一 「図書館法と出版界」
...生命をつなぐだけの食物をまくらもとに並べていただけるのはそれらの人々のおかげである...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...古き好(よしみ)をつなぐに足るのは生(き)の酒のみだよ...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
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樋口一葉 「別れ霜」
...(一)我が日の本の帝国の 国をば富ます第一は二寸の虫の吐き出づる 白き生糸と知られける(二)遠くは昔神代より 伝へ/\て三千年蚕の糸も集まれば 国の命をつなぐなり(三)生糸の光沢かゞやきて 光は及ぶよろづ国重なる産地数ふれば 長野に愛知群馬県(四)養蚕の業は古くより 御国を富ます業なるぞ国を思はん者は皆 勉め励めよ養蚕を(大正十二・三・一一)...
槇村浩 「養蚕の歌」
...あれから次の長いものをつなぐ踏石としては...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それらをつなぐ長い朱塗り青塗りの唐朝風な歩廊を...
吉川英治 「平の将門」
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