...無電機につなぐように命ずるのです」提督は...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...自分たちの生命をつなぐためには...
海野十三 「三十年後の世界」
...・朝月まうへに草鞋はかろく・よち/\あるけるとしよりに青田風・朝月に放たれた野羊の鳴きかはし・田草とる汗やらん/\として照る・木かげ涼しくて石仏おはす(改作)・炎天の虫をとらへては命をつなぐ・一人わたり二人わたり私もわたる涼しい水・重荷おろすやよしきりのなく小豆飯と菓子とのおせつたいをいたゞいた...
種田山頭火 「其中日記」
...何かしら東西両洋をつなぐ縁の糸のようなものを想像したのであったが...
寺田寅彦 「五月の唯物観」
...その間をつなぐ道筋はいくつもあり途上の景観にもまたさまざまの異同がある...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...南北四川路をつなぐ橋は人間の往来が最も頻繁であり...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...娘の上に期待をつなぐ薄くなった目を見開いた老いの身をふりかざしている...
中野鈴子 「一家」
...そのたびに旦那から頬(ほ)っぺたを必ず一つ二つなぐられる...
中村地平 「南方郵信」
...第一に欧洲と米洲とを北極越えの定期航空路でつなぐという問題がある...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの冬」
...親分」母屋と離屋をつなぐ廊下の真ん中に坐って何やら蠢(うごめ)く姿が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...アッという間に五つ六つなぐりつけだ...
正岡容 「寄席」
...母家をつなぐ渡り廊下の近所まで来ると...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...この人を永久につなぐことのできた糸は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どこに置いてあるのか」「城外の前の境内にみなつないであります」「道ならぬ手段をもって得た馬を玄徳の厩(うまや)につなぐことはできない...
吉川英治 「三国志」
...城中の者の生命をつなぐ大事な物としていた飲み水も...
吉川英治 「新書太閤記」
...家康の歓心をつなぐことをもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...南下の途にある総督軍とをつなぐ一縷(る)の希望ですが……その谷村計介が変装して鎮台を脱出してからも早(はや)一月の余にもなるが...
吉川英治 「日本名婦伝」
...二つ三つなぐりつけると...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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