...あのことばのつづりどおりに...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...通信文をつづりはじめました...
海野十三 「怪塔王」
...卓子(テーブル)のうえの電文綴(つづり)の上に...
海野十三 「地球要塞」
...特別のかんたんなことばをつづりあわせた命令によってのみ動くのであった...
海野十三 「超人間X号」
...19眼にみえぬ ゆふぐれのなみだをためて ひとつひとつにつづりあはせた紅玉色(こうぎよくいろ)の薔薇の花...
大手拓次 「藍色の蟇」
...多くは半紙もしくは罫紙(けいし)を一綴(つづり)にし切手を二枚以上貼(は)ったほどの分量のものであった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...私の綴方(つづりかた)を「青い鳥」に投書して下さって...
太宰治 「千代女」
...何ぞ宿題あるのんやろ」「綴方(つづりかた)があるねん」「そんなら遊ぶのんええ加減にして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...彼はそうして子供につづりを言わせながら...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...イリヤッドのような報告をつづり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「子々孫々ともかたくおれがいうことを用ゆべし先にもいう通りなれば之(これ)までもなんにも文字のむずかしい事は読めぬからここにかくにもかなのちがいも多くあるからよくよく考えてよむべし天保十四年寅年の初冬於鶯谷庵かきつづりぬ左衛門太郎入道...
中里介山 「大菩薩峠」
...尋常(じんじょう)平生(へいぜい)の自戒(じかい)をつづりて...
新渡戸稲造 「自警録」
...前にのべられた半紙綴(つづり)の分厚い帳面を取上げて見ると...
野村胡堂 「百唇の譜」
...これらのうたをうたひつづりたるここちぞする...
三好達治 「朝菜集」
...それを頭の中でつづりあわせて見ていた...
室生犀星 「花桐」
...あきらめのない心わが子のあらんには夏はすずしき軽井沢にもつれゆきひとの子におとらぬ衣をば着せんものこころなき悪文をつづり世過ぎする我のいまは呆じたるごとき日をおくるもみな逝きしものをあきらめかねるなり...
室生犀星 「忘春詩集」
...おぼつかない日本語をつづり...
吉川英治 「江戸三国志」
...能役者――桜間金五郎――紫紺の頭巾に銀杏笠(いちょうがさ)の女? ――それらを端的に頭の中でつづり合せながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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