...どうにかつじつまがあいました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...一寸つじつまが合わぬ様に思われる...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...年数と干支(かんし)が全部合理的につじつまを合わせて...
寺田寅彦 「自由画稿」
...そうして付け合わせの玩味(がんみ)に際してしいて普遍的論理的につじつまを合わせようとするような徒労を避け...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...言うことも辻褄(つじつま)が合わなかった...
徳田秋声 「足迹」
...庸三の感じに映ったあの時の事象の辻褄(つじつま)を合わせるのに...
徳田秋声 「仮装人物」
...辻褄(つじつま)を合わせるだけでも...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから判切(はっきり)聞こえるところも辻褄(つじつま)の合わない事だらけだった...
夏目漱石 「明暗」
...あるいはその言うことに辻褄(つじつま)が合わなくなり...
新渡戸稲造 「自警録」
...辻褄(つじつま)の合はぬ囁きを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...辻褄(つじつま)が合ひませんよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...友の態度にどこか辻褄(つじつま)の合わぬこと――矛盾のあることに...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...そして十分にそれらのつじつまを合わせることができないと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...お前がへんてこに自分の中のつじつまを合わせるのにばかり熱中して...
山川方夫 「演技の果て」
...つじつまの合わないことがとびだしたり...
山本周五郎 「嘘アつかねえ」
...無罪と云える程度にまで辻褄(つじつま)を合わせておいた」「……………」「……そんな裏面の消息を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...何とか辻褄(つじつま)を合わさせようとする醜態はどうだ」「……………」「ソッチがそんな了簡(りょうけん)ならこっちにも覚悟がある...
夢野久作 「爆弾太平記」
...「こんな所でお目にかかろうとは不思議なご縁でございます……私はまさかあなた様とは思いませんでしたの」言葉の辻褄(つじつま)を失っているのは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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