例文・使い方一覧でみる「つじ」の意味

...当時ペルジヤの町に対して勝利を得て独立と繁盛との誇りに賑やか立ったアッシジの辻（つじ）を...
有島武郎「クララの出家」

...鬼つつじと呼ぶんだそうである... 鬼つつじと呼ぶんだそうであるの読み方
石川欣一「可愛い山」

...「家畜診察所（かちくしんさつじょ）」とある大字のわきに小さく「病畜（びょうちく）入院（にゅういん）の求（もと）めに応（おう）じ候（そうろう）」と書いてある... 「家畜診察所」とある大字のわきに小さく「病畜入院の求めに応じ候」と書いてあるの読み方
伊藤左千夫「老獣医」

...後者（こうしや）の例（れい）としては明治二十九年（めいじにじゆうくねん）六月十五日（ろくがつじゆうごにち）の三陸大津浪（さんりくおほつなみ）を擧（あ）げることが出來（でき）る... 後者の例としては明治二十九年六月十五日の三陸大津浪を擧げることが出來るの読み方
今村明恒「地震の話」

...住宅は大阪の天王寺区烏（からす）ヶ辻（つじ）に借家していて... 住宅は大阪の天王寺区烏ヶ辻に借家していての読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...第二綴字（てつじ）だけだと「ミヅ」になる... 第二綴字だけだと「ミヅ」になるの読み方
寺田寅彦「言葉の不思議」

...辻（つじ）を隔てて相対している黒焼き屋であった... 辻を隔てて相対している黒焼き屋であったの読み方
寺田寅彦「自由画稿」

...瓜二つじゃ」と、呟いた... 瓜二つじゃ」と、呟いたの読み方
直木三十五「南国太平記」

...甲府の躑躅（つつじ）ヶ崎（さき）の古屋敷で... 甲府の躑躅ヶ崎の古屋敷での読み方
中里介山「大菩薩峠」

...それに我が国哲学界の大権威井上哲次郎（いのうえてつじろう）博士も信用され... それに我が国哲学界の大権威井上哲次郎博士も信用されの読み方
中谷宇吉郎「千里眼その他」

...畢竟（ひっきょう）私の安心決定（けつじょう）とは申しながら... 畢竟私の安心決定とは申しながらの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...それから十数日ばかり立った或日の未（ひつじ）の刻頃... それから十数日ばかり立った或日の未の刻頃の読み方
堀辰雄「ほととぎす」

...その石をつつんでゐるつつじをながめてゐるうち... その石をつつんでゐるつつじをながめてゐるうちの読み方
室生犀星「名園の落水」

...かつじゅうぶんに食べる土地も... かつじゅうぶんに食べる土地もの読み方
柳田国男「母の手毬歌」

...路の辻（つじ）などに樹の枝または竹をさし... 路の辻などに樹の枝または竹をさしの読み方
柳田国男「山の人生」

...すべて卒爾（そつじ）に書いた杜撰（づざん）無用の文字のみであるのに赤面する... すべて卒爾に書いた杜撰無用の文字のみであるのに赤面するの読み方
與謝野寛、與謝野晶子「巴里より」

...辻斬（つじぎ）りかせぎで色侍（いろざむらい）... 辻斬りかせぎで色侍の読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...辻占（つじうら）売りや... 辻占売りやの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

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