...大晦日(おほつごもり)はあはぬ算用)大力むかし讃岐(さぬき)の国...
太宰治 「新釈諸国噺」
...○前記天下茶屋の梅見の宴の後約一箇月半を経た三月晦日(つごもり)の夜八つ半時頃すなわち午前三時々分に「佐助は春琴の苦吟(くぎん)する声に驚き眼覚めて次の間より馳(は)せ付(つ)け...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...或る年の師走(しわす)の晦日(つごもり)に...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...時は六月(みなつき)のつごもり...
堀辰雄 「伊勢物語など」
...某(それ)の年の大晦(おほつごもり)に常三郎の心疾が作(おこ)つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」晦(つごもり)には墨田川に遊んだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「大火」とは正月晦日(つごもり)の団栗辻(どんぐりのつじ)の火事なることが明である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「晦日(つごもり)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「晦日(つごもり)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...去晦日(きよつごもり)友翁妻病死之悔...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
......
森鴎外 「細木香以」
...月の末の――晦日(つごもり)にでも」徐氏が涙を含まないのみか...
吉川英治 「三国志」
...ことしも大晦日(おおつごもり)まで無事に暮れた...
吉川英治 「私本太平記」
...大晦日(おおつごもり)には追儺(ついな)の式...
吉川英治 「私本太平記」
...はやその年の大晦日(おおつごもり)であったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...この世の大つごもり……」燭の数も...
吉川英治 「新書太閤記」
...大晦日(おおつごもり)の夜からきょうまでも...
吉川英治 「源頼朝」
...ちょうど大晦日(おおつごもり)の真夜中...
吉川英治 「源頼朝」
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