...斜につき出した甍(いらか)先(さき)に...
芥川龍之介 「羅生門」
...呑口のようにつき出した管があり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それから頭をつき出して...
鈴木三重吉 「青い顔かけの勇士」
...奈良(なら)の町の火が美しくつき出した...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...注意を凝らしたらしい額をつき出して...
豊島与志雄 「白血球」
...大きな腹をつき出し...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...下脣と上脣(うわくちびる)とをいっしょに鼻の下までつき出して...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この門前をうろつき出したやくざ野郎は...
中里介山 「大菩薩峠」
...根岸の里をふらつき出した神尾主膳は...
中里介山 「大菩薩峠」
...お盆をつき出してくれた女の子は...
中里介山 「大菩薩峠」
...痩せぎすが「こんどはあばれるところを叉手ですくつて見せべえと叉手をつき出したがそれよりもはやく網へくるまつて仕舞つたのですくふ所はとう/\見られなかつたが...
長塚節 「利根川の一夜」
...うちの爺やがどうもこの頃うちを明けてばかりいるのに漸(ようや)っと気がつき出しました...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...プラットフォオムの上には人々の姿がちらつき出し...
堀辰雄 「幼年時代」
...大根さんとお父さんを門の外へつき出して...
村山籌子 「髪床やの大根さん」
...五尺もありそうな赤樫(あかがし)の木剣をつき出し...
山本周五郎 「似而非物語」
...「そんなことに気がつき出しちゃ...
横光利一 「微笑」
...足もとの危急に気がつき出している所へ...
吉川英治 「黒田如水」
...寺田の眼の前につき出しながら...
蘭郁二郎 「魔像」
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