...自分もつえを持ってあとについて上りはじめた...
芥川龍之介 「槍が岳に登った記」
...杖(つえ)にすがって...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...解禁後(かいきんご)の國民(こくみん)の覺悟(かくご)に就(つい)て廣(ひろ)く國民(こくみん)の理解(りかい)を得(え)置(お)くことは將來(しようらい)の金本位制(きんほんゐせい)維持(ゐぢ)の爲(た)め最(もつと)も必要(ひつえう)の事項(じかう)と考(かんが)ふる處(ところ)である...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...――さすがは大貨物駅(だいかもつえき)として知られるS駅の構内(こうない)だった...
海野十三 「地獄街道」
...上枝(ほつえ)に八尺の勾の五百津の御統の玉を取り著(つ)け...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...未だその成功を得ざるうちに忽焉(こつえん)として中尉の長逝を見ましたことは我々の最も痛恨極まりなきところであります...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...蝙蝠傘(こうもりがさ)をさすことを断念してそれを杖(つえ)の代りに衝(つ)き...
谷崎潤一郎 「細雪」
...老人は南天(なんてん)の木の枝を杖(つえ)についていました...
豊島与志雄 「狸のお祭り」
...『そんな箇所(ところ)を敲(たゝ)く必要(ひつえう)はない』と云(い)つて歩兵(ほへい)は...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...『行列(ぎやうれつ)なンて一體(たい)何(なん)の必要(ひつえう)があるのかしら』と思(おも)ふと同時(どうじ)に...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...その南檜杖(みなみひつえ)大字の天王の社は...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...かつえて死なねばならぬ始末...
三好十郎 「斬られの仙太」
...式部官が突く金総(きんぶさ)ついたる杖(つえ)...
森鴎外 「文づかひ」
...もとは「またぶり」という股(また)になった杖(つえ)を...
柳田国男 「こども風土記」
...池之坊橘右衛門(きつえもん)の湯宿(やど)へ...
吉川英治 「新書太閤記」
...薛永(せつえい)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...平田将監(しょうげん)の末裔(まつえい)とはあっても...
吉川英治 「宮本武蔵」
...昔臣連の大貴族として勢力を持ったものの末裔(まつえい)が...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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