...ついに最後まで陸奥の姿は見出せなかった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...ついに計画を中止するの止むなきに至ったのであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...私もついに会員の末席を汚すようなことになりました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...ついに欧州の面目を一変するに至れり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...わたしはついに一度もリーザに逢わないし...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...即ち水資源に乏しいアメリカでは、大きいダムを造って、雪解けの洪水を一度全部その貯水湖にため、その水を一年中を通じて大切に使うという新しい開発方式を採り、ついに、沙漠の征服に成功したのである...
中谷宇吉郎 「アメリカの沙漠」
...ついには世に勝とう...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...ついにばれてしまった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ついに信頼できる部下が二名来た...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...時に科学者の中には、その不安に耐え切れず、ついに、宗教へ転向とまではならなくとも、深い関心をお持ちになるようになられたお方も決して珍しくはありません...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...種々力を尽してついに尊者を元の身に直した...
南方熊楠 「十二支考」
...ついにその事なく薨去せられたが...
吉川英治 「三国志」
...ついに読み終ることも出来なかったのみか...
吉川英治 「私本太平記」
...大事はついにきた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...もとより、人数のすくない少女たちのほうでは、初めからひそかに咲耶子(さくやこ)を救(すく)いだす策略(さくりゃく)で来たのであるが、とちゅう、馬糧小屋(まぐさごや)にふしぎな煙(けむり)がもれていたため、その疑惑(ぎわく)にひまどって、ついに、こういう破目(はめ)になったのは、まことにぜひないことであった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...変ったことでもあったか」ついに家康から催促した...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉を刺戟したらしくも思われていたので――ついにこの正月となっても...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして、ついに或る折、恐々店へ入って「ぼくに出来るでしょうか」と、訊いてみた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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