...その中に開化の戯作者(げさくしゃ)のような珍竹林(ちんちくりん)主人が...
芥川龍之介 「開化の良人」
...とにかく珍竹林(ちんちくりん)主人から聞いた話だけは...
芥川龍之介 「開化の良人」
...足(あし)がばかに短(みじか)いので「ちんちくりん...
ハンス・クリスチャン・アンデルゼン Hans Christian Andersen 菊池寛訳 「醜い家鴨の子」
...ちんちくりんのスカートの下に...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...あのちんちくりんな躯を養つてゐる西大寺の小僧は...
薄田泣菫 「西大寺の伎藝天女」
...ちんちくりんな野鼠までが長い口髯を捻(ひね)りながら...
薄田泣菫 「茶話」
...ちんちくりんでは第一物を捧(ささ)げている台として格好が附かないと...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...跛足(ちんば)で眇眼(すがめ)でちんちくりんの山本勘助(かんすけ)の例を引いて...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...こんどはちんちくりんな...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...ちんちくりんのお聖人さん...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...ちんちくりんの丸い体をふり立てて...
壺井栄 「大根の葉」
...このちんちくりん」右の利腕(ききうで)を取られている金助は...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちょうど中から出て来るちんちくりんな男にぶっつかった...
中島敦 「弟子」
...だってあの人はほとんどちんちくりんなんですもの...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...」そして蒸溜人(こして)のちんちくりんな胴体は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...「ぶだ! ぶだ! ちんちくりんのぼろッ布(き)れ」などといって揶揄(からか)うと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「あの三寸男が」だの「ちんちくりんのボロ布(ぎ)れが」のと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その中で一人のちんちくりんな男が...
蘭郁二郎 「歪んだ夢」
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