...その一座はちりぢりばらばらになってしまった...
モオパッサン 秋田滋訳 「親ごころ」
...ちりぢりばらばらになってしまったんです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「空とぶトランク」
...ちりぢりばらばらになってしまった...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「ひこうかばん」
...みんなちりぢりばらばらに遁(に)げてしまいました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...ちりぢりばらばらになって...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...ちりぢりばらばらになってしまいましたが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...御維新になつてからはそれらの人はみんなちりぢりばらばらになり...
中勘助 「銀の匙」
...そして今ではお互はちりぢりばらばらになって...
原民喜 「四五ニズム述懐」
...今やちりぢりばらばらに陣をくずしてしまったのだ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...しかも戦争の間暴力的な権利でそれをちりぢりばらばらに壊されてしまっていた家庭...
宮本百合子 「明日をつくる力」
...「よういやさ」揚げ幕の後で一種異様にちりぢりばらばらのような刺戟的な大勢の掛声がそれに応える...
宮本百合子 「高台寺」
...附近の山へちりぢりばらばら蜘蛛(くも)の子のように立ち去りました...
吉川英治 「江戸三国志」
...将も兵もちりぢりばらばらに味方の砦(とりで)へ帰って来た...
吉川英治 「三国志」
...ちりぢりばらばらとなって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...四十人もちりぢりばらばら入り込んでいるから...
吉川英治 「新書太閤記」
...ちりぢりばらばらな惰気(だき)が感じられて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...それから先はお互いにちりぢりばらばら……もっとも...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...禁制の密貿易をやるぬきやの仲間とちりぢりばらばらになって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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