例文・使い方一覧でみる「ちょっと見」の意味
スポンサーリンク...「お初に（といってちょっと頭を下げた）二人とも美しいねえ」そういって貞世の顔をちょっと見てからじっと目を愛子にさだめた... 
有島武郎 「或る女」
...ちょっと見かけはいいが...
海野十三 「少年探偵長」
...ちょっと見たのでは...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...ここに朝のうちは沢山に列を作って客待をしている自動車――ちょっと見ると百台近くもあろうかと思われる――も...
高浜虚子 「丸の内」
...その種類は蜂（はち）、蝉（せみ）、鈴虫（すずむし）、きりぎりす、赤蜻蛉（あかとんぼ）、蝶々（ちょうちょう）、バッタなどですが、ちょっと見ると、今にも這（は）い出したり、羽根をひろげて飛び出そうというように見えます...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...ちょっと見て御覧...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ちょっと見ただけではまるで関係のないような事がらが...
寺田寅彦 「茶わんの湯」
...実際上に起る問題をちょっと見ると簡単なようでも通常非常に複雑なものである...
寺田寅彦 「物理学の応用について」
...ちょっと見て来てくれないかね」「わたしいやよ」「なぜ！」「だって...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...しかしちょっと見た所...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ちょっと見てやろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「先生ちょっと見てごらんなさい...
夏目漱石 「三四郎」
...私にはちょっと見当がつかない...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...山崎美成（よししげ）の書いた物にこの年号の考あったと覚ゆれど今ちょっと見出さず...
南方熊楠 「十二支考」
...まあおとりください」青年は一つとってジョバンニたちの方をちょっと見ました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...ちょっと見たところでは...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「忠義者のヨハネス」
...ちょっと見ただけで...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...往来を歩いてもちょっと見わけにくい...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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