...学問ができるのなんのって人がちやほやするのを真(ま)に受けてしまってからに...
有島武郎 「星座」
...みんなして盛んにちやほやする...
大杉栄 「続獄中記」
...執拗(しつこ)い程ちやほやするかと思えば...
谷崎潤一郎 「幇間」
...「あなたがちやほやするから...
徳田秋声 「爛」
...あなたがあんまりちやほやするから...
徳田秋声 「爛」
...島の若者どもが時々其の姿を見てちやほやするが...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...美代子が要之助にちやほやするのを見なければならなかった...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...ひとのお嬢さんをちやほやするのもいいが...
久生十蘭 「キャラコさん」
...みながちやほやするのをじぶんの徳のせいだなどと誤解しないこと...
久生十蘭 「だいこん」
...あの人がそんなにちやほやするんだつたら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...大師さんだとかと云つてちやほやする癖に...
牧野信一 「心象風景」
...比較的に気の弱いお屋敷の子は荒々しい町っ子に混って負(ひけ)を取らないで遊ぶことは出来なかったが彼らは物珍しがって私をばちやほやする...
水上滝太郎 「山の手の子」
...こちらがちやほやするほど...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索