例文・使い方一覧でみる「ちぢみ」の意味

...それはのびちぢみが出来て... それはのびちぢみが出来ての読み方
海野十三「太平洋魔城」

...家の者が驚いて見ているとどこからともなしに越後縮（ちぢみ）の浴衣と洋傘（こうもりがさ）が飛んで来た... 家の者が驚いて見ているとどこからともなしに越後縮の浴衣と洋傘が飛んで来たの読み方
田中貢太郎「唖の妖女」

...赤いちぢみのガウン一枚を着せて置きました... 赤いちぢみのガウン一枚を着せて置きましたの読み方
谷崎潤一郎「痴人の愛」

...たった一枚のちぢみのシャツを透（とお）して... たった一枚のちぢみのシャツを透しての読み方
谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」

...洗いざらした鳴戸ちぢみの飛白（かすり）... 洗いざらした鳴戸ちぢみの飛白の読み方
林芙美子「新版　放浪記」

...心配するなと微笑を含んで頭（つむり）を撫（な）でらるるに弥々（いよいよ）ちぢみて... 心配するなと微笑を含んで頭を撫でらるるに弥々ちぢみての読み方
樋口一葉「たけくらべ」

...斯（こ）う何（ど）うも先方の人を見て自分の身を伸縮（のびちぢみ）するような事では仕様（しよう）がない... 斯う何うも先方の人を見て自分の身を伸縮するような事では仕様がないの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...ちぢみ上ったように... ちぢみ上ったようにの読み方
古川緑波「色町洋食」

...悪い天気あげくで作物がちぢみ... 悪い天気あげくで作物がちぢみの読み方
「赤い貨車」

...傷は二センチほどにちぢみました... 傷は二センチほどにちぢみましたの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...ああ云うさっぱりしたちぢみは出来ますまい... ああ云うさっぱりしたちぢみは出来ますまいの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...五臓のちぢみ上がるような声と一緒に... 五臓のちぢみ上がるような声と一緒にの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...江戸の悪党をちぢみ上がらせている」「北と南とでは... 江戸の悪党をちぢみ上がらせている」「北と南とではの読み方
吉川英治「大岡越前」

...官兵はちぢみ上がったものの... 官兵はちぢみ上がったもののの読み方
吉川英治「三国志」

...ちぢみ上がったが... ちぢみ上がったがの読み方
吉川英治「三国志」

...夜の更（ふ）けるほど風のつめたさがまして八寒地獄（はっかんじごく）のそこへ落ちたごとく総身（そうみ）がちぢみあがってくる... 夜の更けるほど風のつめたさがまして八寒地獄のそこへ落ちたごとく総身がちぢみあがってくるの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...縮布屋（ちぢみや）の手代で... 縮布屋の手代での読み方
吉川英治「無宿人国記」

...考えていた縮布屋（ちぢみや）丈八は... 考えていた縮布屋丈八はの読み方
吉川英治「無宿人国記」

ランダム例文：
扶養静岡市戦前

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