...姫(ひめ)の父君(ちちぎみ)が珍(めず)らしく国元(くにもと)へ帰(かえ)って居(お)られたことで...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...真(まこと)の父君(ちちぎみ)母君と思ひて...
巌谷小波 「こがね丸」
...父君(ちちぎみ)二代将軍に謁見すれば...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...赤塚氏は父君(ちちぎみ)への御土産(おんつと)に菩提樹の実の珠数玉(じゆずだま)を買はんと再び船を雇ひて出(い)で行(ゆ)かれ候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...「亡父君(ちちぎみ)のご遺言とはあるが...
吉川英治 「三国志」
...父君(ちちぎみ)には会わせてもくれず...
吉川英治 「私本太平記」
...いわゆる“大塔ノ宮令旨(りょうじ)”の檄(げき)を海からも陸からも天下に発し――隠岐の父皇(ちちぎみ)のうばい返しまでを――画策していたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...かならず汝(なんじ)の手から父君(ちちぎみ)をとり返してみせるぞ」固(かた)くかたく...
吉川英治 「神州天馬侠」
...朝麿様の養父君(ちちぎみ)にも...
吉川英治 「親鸞」
...「お養父君(ちちぎみ)も...
吉川英治 「親鸞」
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