例文・使い方一覧でみる「だらだら」の意味


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...そしてだらだらよだれをたらしている...   そしてだらだらよだれをたらしているの読み方
海野十三 「爆薬の花籠」

...中川という人に依頼した処先生頗る名文をかくものだから少々降参をして愚痴だらだら読んでいます...   中川という人に依頼した処先生頗る名文をかくものだから少々降参をして愚痴だらだら読んでいますの読み方
高浜虚子 「漱石氏と私」

...自分でも忘却してしまいましたが、私自身が、女に好かれて好かれて困るという嘘言を節度もなしに、だらだら並べて、この女難の系統は、私の祖父から発していて、祖父が若いとき、女の綱渡り名人が、村にやって来て、三人の女綱渡りすべて、祖父が頬被(ほおかぶ)りとったら、その顔に見とれて、傘かた手に、はっと掛声かけて、また祖父を見おろし、するする渡りかけては、すとんすとんと墜落するので、一座のかしらから苦情が出て、はては村中の大けんかになったとさ等、大嘘を物語ってやって、事実の祖父の赤黒く、全く気品のない羅漢(らかん)様に似た四角の顔を思い出し、危く吹き出すところであった...   自分でも忘却してしまいましたが、私自身が、女に好かれて好かれて困るという嘘言を節度もなしに、だらだら並べて、この女難の系統は、私の祖父から発していて、祖父が若いとき、女の綱渡り名人が、村にやって来て、三人の女綱渡りすべて、祖父が頬被りとったら、その顔に見とれて、傘かた手に、はっと掛声かけて、また祖父を見おろし、するする渡りかけては、すとんすとんと墜落するので、一座のかしらから苦情が出て、はては村中の大けんかになったとさ等、大嘘を物語ってやって、事実の祖父の赤黒く、全く気品のない羅漢様に似た四角の顔を思い出し、危く吹き出すところであったの読み方
太宰治 「虚構の春」

...だらだらの坂を半丁ほど登ると...   だらだらの坂を半丁ほど登るとの読み方
太宰治 「貪婪禍」

...汽車が夥(おびただ)しく傾斜してだらだらと逆行しましてナ...   汽車が夥しく傾斜してだらだらと逆行しましてナの読み方
田山花袋 「蒲団」

...だらだらと続いているだけであった...   だらだらと続いているだけであったの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「小波瀾」

...だらだらした山の新緑が...   だらだらした山の新緑がの読み方
徳田秋声 「蒼白い月」

...だらだらと新たな時代にはいりこめるものではない...   だらだらと新たな時代にはいりこめるものではないの読み方
豊島与志雄 「小説集「聖女人像」後記」

...だらだら坂を登ると...   だらだら坂を登るとの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...その右を少しだらだらと降りたところが新(あらた)に土を掘返したごとく白茶(しらちゃ)けて見える...   その右を少しだらだらと降りたところが新に土を掘返したごとく白茶けて見えるの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...袋にものを詰めながら光子はだらだらと弁じだした...   袋にものを詰めながら光子はだらだらと弁じだしたの読み方
原民喜 「壊滅の序曲」

...だらだらと日はすぎてゆく……...   だらだらと日はすぎてゆく……の読み方
原民喜 「鎮魂歌」

...だらだらと涙を流しながら...   だらだらと涙を流しながらの読み方
原民喜 「魔のひととき」

...自慢だらだら自分たちが立てた戦功を吹聴したり...   自慢だらだら自分たちが立てた戦功を吹聴したりの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...近頃は自然主義とか云って、何でも作者の経験した愚にも附かぬ事を、聊(いささ)かも技巧を加えず、有(あり)の儘に、だらだらと、牛の涎(よだれ)のように書くのが流行(はや)るそうだ...   近頃は自然主義とか云って、何でも作者の経験した愚にも附かぬ事を、聊かも技巧を加えず、有の儘に、だらだらと、牛の涎のように書くのが流行るそうだの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...横向きの口からは血がだらだらと流れてゐた...   横向きの口からは血がだらだらと流れてゐたの読み方
北條民雄 「道化芝居」

...キケロはだらだらとして力がない...   キケロはだらだらとして力がないの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...裏街道をだらだらと下がってくると...   裏街道をだらだらと下がってくるとの読み方
吉川英治 「野槌の百」

「だらだら」の書き方・書き順

いろんなフォントで「だらだら」

「だらだら」の英語の意味


ランダム例文:
子貢   御苦労様   乗艦  

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