...往来からだらだらと半町ばかり引っ込んだ爪先(つまさき)上りの丘の路を...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...だらだらと果てしのないいつも一つ題目の会話...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...幾曲りかせる新道のだらだら坂を元箱根の方に降りていつて...
近松秋江 「箱根の山々」
...たぶん食いつこうとしてどうかされたものと見えて口から白いよだれのようなものをだらだらたらしながら両方の前足で自分の口をもぎ取りでもするような事をして苦しんでいた...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...水がだらだらと垂れた...
徳田秋声 「あらくれ」
...子爵邸前のだらだら坂をおりてくるが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それだらだら垂(た)ツらあ...
長塚節 「土」
...雪のちらちらするなかをだらだらのぼりのあがき...
中村清太郎 「山岳浄土」
...だらだら下(お)りに風呂場の方へ落ちているに相違ない...
夏目漱石 「草枕」
...先生はだらだら上(のぼ)りになっている入口を眺(なが)めて...
夏目漱石 「こころ」
...それを爪先(つまさき)上がりにだらだらと上がると...
夏目漱石 「三四郎」
...ちよつとでも屍体を動かさうものなら忽ち腐つた血がだらだらと流れ出る...
北條民雄 「鬼神」
...しるがだらだらとながれだしました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...次は高砂、シテは村内一流の名家、だが芸の方は一流どころか素人式、謡も型も観世らしいところは見えず、ただ、だらだらと運ぶ...
山本笑月 「明治世相百話」
...だらだらと坂を降りると小溝(こみぞ)があって...
吉川英治 「江戸三国志」
...だらだら七日も十日も引っ張っておいて...
吉川英治 「新書太閤記」
...だらだら長生きを考えるということではさらさらない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...六細部までだらだらと説明していったのではまどろっこしいだけだろう...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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