...生活だってだらしないし...
梅崎春生 「風宴」
...たいへんだらしないものに見えます...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...おれにだらしない動作をしかけた...
太宰治 「陰火」
...だらしない言葉だ...
太宰治 「鴎」
...作者の美文調のだらしない感傷にすぎないやうな気がして来て...
太宰治 「津軽」
...だらしないくらゐ闊達なものではないかと思はれる...
太宰治 「津軽」
...酒飲みのだらしない叔父さんに挨拶した...
太宰治 「津軽」
...それは愚作者のだらしない感傷であらう...
太宰治 「道化の華」
...人みな同じ、五段おとされたこと忘れ果て、三段の進級、おめでとう、おめでとうと言い交して、だらしない...
太宰治 「二十世紀旗手」
...実にだらしない生活をしているのだけれども...
太宰治 「如是我聞」
...――山よりほかに、……なぞという大時代的なばかな感慨にふけって、かすかに涙ぐんだりなんかして、ひどく、だらしない...
太宰治 「八十八夜」
...だらしない作品と存じました...
太宰治 「HUMAN LOST」
...なげやりのだらしない生活の口実にすぎない...
豊島与志雄 「道化役」
...理由はその家にだらしない女中がいて...
豊島与志雄 「文学以前」
...Kさんがだらしないものだから...
豊島与志雄 「山吹の花」
...しかしそれは決してだらしないものではなくて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ときどきはだらしない恰好で歩き廻っていた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...だらしない格好で卓に頬杖をつくと...
久生十蘭 「ハムレット」
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