例文・使い方一覧でみる「だから」の意味

...まあそれもお前が先きに手を出すと云ふ法はないのだから仕方がない...
伊藤野枝「火つけ彦七」

...此処は水上特攻基地だから... 此処は水上特攻基地だからの読み方
梅崎春生「桜島」

...もうこわれてしまったんだから……」「えっ... もうこわれてしまったんだから……」「えっの読み方
海野十三「海底都市」

...だから大きな岩石を隊員はかるがると持ちあげて遠くまでなげとばすことが出来た...
海野十三「三十年後の世界」

...それこそ大事件だからね... それこそ大事件だからねの読み方
徳田秋聲「フアイヤ・ガン」

...だから……... だから……の読み方
豊島与志雄「白い朝」

...竜之助の音無（おとなし）うつしにそっくり出来たものだから... 竜之助の音無うつしにそっくり出来たものだからの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...お前も珍しい新顔だから... お前も珍しい新顔だからの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...現に僕が家（うち）を持つ時なども鬼門（きもん）だとか八方（はっぽう）塞（ふさが）りだとか云って大（おおい）に弱らしたもんだ」「だって家（うち）を持ってからその婆さんを雇ったんだろう」「雇ったのは引き越す時だが約束は前からして置いたのだからね... 現に僕が家を持つ時なども鬼門だとか八方塞りだとか云って大に弱らしたもんだ」「だって家を持ってからその婆さんを雇ったんだろう」「雇ったのは引き越す時だが約束は前からして置いたのだからねの読み方
夏目漱石「琴のそら音」

...あなたはあたくしのことはよく御存じだから――たったひとつあなたには聴いておいて頂きたいことがあるのよ...
長谷川時雨「江木欣々女史」

...だから、その時はきつと君をつれて行くから、まあ少し待つてくれ給へ...
原民喜「火の踵」

...だから、東京へ帰ったまんま、普通以上に用いられなくても、決して焦らず、なんの不平も言わなかった...
正岡容「寄席」

...これから判事（はんじ）の前へ出るのだから... これから判事の前へ出るのだからの読み方
マロ　Malot 楠山正雄訳「家なき子」

...一人では全くまわりきれなかったのだから... 一人では全くまわりきれなかったのだからの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...みんなもう夕飯（めし）を食うんだから帰るべ... みんなもう夕飯を食うんだから帰るべの読み方
三好十郎「樹氷」

...女に振られるといふことはその瞬間から女が二倍の縹緻を發展してくるものだからであつた...
室生犀星「はるあはれ」

...――国目付の饗応は臨時のことだから... ――国目付の饗応は臨時のことだからの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...……ええ……電燈を消していたんだから外から見たってわかりやしないわ...
夢野久作「支那米の袋」

「だから」の書き方・書き順

いろんなフォントで「だから」

「だから」の英語の意味