...そんなたわごとを言ってはけしからん...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...そんな気違いのたわごとは...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...何か訳の分らぬたわごとを口走った...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...無意味なたわごとなんだよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...だれの戯言(たわごと)ぞ! クリストフが見たフランス人は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それらの天国なるものは皆囈語(たわごと)にすぎない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...さいぜんの続きであろうところのたわごとをうたい出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...……酔ったまぎれのたわごとと取れないこともないが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...戯言(たわごと)を云わせれば...
二葉亭四迷 「浮雲」
...「さてさてその方は矛盾の譫言(たわごと)を申す奴かな...
穂積陳重 「法窓夜話」
...キミの言う父権はたわごとだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...フィールデンへのご託は飲んだくれのたわごとだと簡単に忘れ去られよう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...「たわごとを言って何になる? 馬を傷つけた時代は昔だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...まだ盛りあがる囈言(たわごと)に耳をかたむけていたのである...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...ここに私の申すことがどんなたわごとであろうとも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まだ囈言(たわごと)をほざくかっ」剣を抜いて...
吉川英治 「三国志」
...わが大国の気象も真の武威も知らんのでそんな囈言(たわごと)を申すとみえる...
吉川英治 「三国志」
...たわごとを吐(ぬ)かせ...
吉川英治 「三国志」
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