...一体何んの囈言(たわごと)をいおうとするのだと...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...そんな気違いのたわごとは...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...それでもこのたわごとのようなことばの中から...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...聞捨てのならないたわごと...
中里介山 「大菩薩峠」
...ぬけ殻のようなものさ……この辺まで道庵にたわごとを述べさせていた聴衆も...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんてたわごとを言っているに拘らず...
中里介山 「大菩薩峠」
...正気か囈言(たわごと)かの境がいよいよ怪しいものになってくる...
中里介山 「大菩薩峠」
...しばしたわごとしてやがてねむりこけた!15綺羅星(きらぼし)の空高くいる牛――金牛星...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...兄妹としていつまでも愛して頂戴などという類(たぐい)のたわごとが...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...愚かなたわごとだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...だがこのたわごとも試練に遭ったら一変する...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...「たわごとを言って何になる? 馬を傷つけた時代は昔だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ちょっと聞くと誠に出任せな譫語(たわごと)のようだが実は支那に古来虎多く...
南方熊楠 「十二支考」
...寝言また白痴のごとき譫語(たわごと)のみ...
南方熊楠 「十二支考」
...「おのれ云わしておけば好きな囈言(たわごと)...
吉川英治 「剣難女難」
...気儘(きまま)に云わしておけば好き勝手な囈言(たわごと)...
吉川英治 「剣難女難」
...ちり鍋の春菊が赤くなった頃によく出る囈言(たわごと)である...
吉川英治 「河豚」
...何をたわごとを言う...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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