...断るまでもなく与太郎の囈語(たわごと)みたいなものである...
種田山頭火 「鎖ペンを握って」
...全く歴史的な又政治的な反動分子のたわごとに過ぎない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...雪の膚(はだえ)が見とうござんす」というようなたわごとが書いてある...
中里介山 「大菩薩峠」
...たわごとを一つ聞いてやって下さい...
中里介山 「大菩薩峠」
...「たわごとを申すな」と情け容赦もなく捕方は...
中里介山 「大菩薩峠」
...さような戯言(たわごと)はもうお聞きしますまい」「お聞きになりたくないことを...
中里介山 「大菩薩峠」
...うわずったたわごとを吐きながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...あんまり悲惨極まるたわごとではないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...今晩はおいやでもこちらへお泊りあそばせな」「何を言ってるのだ」「あなたもずいぶん罪なお方ねえ」「たわごとを言わず...
中里介山 「大菩薩峠」
...紅霓(こうげい)を吹いては囈語(たわごと)を吐いている...
中里介山 「大菩薩峠」
...女子供の機嫌を取るとは何んという痴事(たわごと)」遠藤主膳の声は次第に熱するのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...しばしたわごとしてやがてねむりこけた!15綺羅星(きらぼし)の空高くいる牛――金牛星...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...もう一度そこで申してみろ」「はずみに申した下司(げす)の痴言(たわごと)...
久生十蘭 「鈴木主水」
...愚かなたわごとだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...ちょっと聞くと誠に出任せな譫語(たわごと)のようだが実は支那に古来虎多く...
南方熊楠 「十二支考」
...夢でも見てきたような囈言(たわごと)...
吉川英治 「親鸞」
...いい加減な戯言(たわごと)ばかりいって...
吉川英治 「親鸞」
...法(のり)の華(はな)が咲くであろうよ」「まだ囈言(たわごと)を吐いていやがる...
吉川英治 「親鸞」
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