...栄介はためらいながら...
梅崎春生 「狂い凧」
...ためらいながら元に戻り...
梅崎春生 「幻化」
...その男が一足一足と踏み出す毎にためらいながら...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...それから急に顔を赤くしてためらいながら私にそれを手渡した...
太宰治 「惜別」
...ためらいながらも枕元に寄って来て...
太宰治 「パンドラの匣」
...」ラエーフスキイはためらいながら扉をあけてはいった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...彼は、ためらいながら、ちびりちびりと飮んでいた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...一足一足ためらいながら拾って...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...氏はそのことを訊(たず)ねてみようとためらいながら...
橋本五郎 「地図にない街」
...ひどくためらいながら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...Kはためらいながらいった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...ただ一人だけがためらいながら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...私の肩から手を少しためらいながら放すと...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...……私は漸くその別荘の前まで来ると、ためらいながら、そのベルを押した...
堀辰雄 「窓」
...残りなく喜こび勇んで開戦万歳を叫んだ人は居なかったがそれぞれの心々に憂い恐れためらいながらしかしそれらすべてを引っくるめて投げ捨てて前へ踏み出すほかに途はないと思った悲しい...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...ごくほのかに時々ものを言う様子に、死んだ恋人の病気の初期のころのことが思われるのもよい兆候でないと薫は非常に悲しくなり、心が真暗(まっくら)になり、すぐにもものが言われず、ためらいながら、話を続けた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...代りの者がおりてゆくだ」私がためらいながら訊くと...
山本周五郎 「青べか物語」
...ホンの一秒の何分の一かのうちにチョットためらいながらスレ違っただけでした...
夢野久作 「卵」
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