...私はためらいもなく飛び込んで頼み込み...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...ややためらいながら...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...ためらいがちにトレープレフのほうへ歩み寄る)アルカージナさんのお話だと...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...大男はハッとためらいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ためらいはしなかったろう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...人を踏み潰すことをためらい...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「××君じゃない?」と私の名前をためらいがちに言った...
堀辰雄 「美しい村」
...「本官もちょっとためらいますね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...老婦人と呼ぶことにためらいがあるようですね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...それに気づいたのだが――ためらいがちに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...躊躇(ためらい)もなく...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...人勇ある者動かざれば虎止って坐り逡巡(ためらい)耳を弭(た)れて去ると...
南方熊楠 「十二支考」
...どういうわけか一瞬ためらい...
山本周五郎 「日本婦道記」
...何のためらいや候うべき...
吉川英治 「上杉謙信」
...多大な不安とためらいを抱かずにいられなかった...
吉川英治 「黒田如水」
...そんなためらいなど...
吉川英治 「私本太平記」
...そんなためらいも交じっているまに...
吉川英治 「私本太平記」
...ぼくはためらいなく日記を採る...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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