...たまらないや! クリスマスだったらいいのになあ! もうぼくだって...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「モミの木」
...たまらないのである...
太宰治 「禁酒の心」
...王を見つけるとおかしくておかしくてたまらないというように笑いだした...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...あまり不思議でたまらないので...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...重たくて重たくてたまらない顔をしてだんだん持ちあげていって...
壺井栄 「大根の葉」
...エマニュエルはジャン・クリストフのそばではたまらないほど愚鈍になった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...めっぽう愉快でたまらないような顔つきをしていました...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...残念でたまらない...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...手前も深入しちやならねえ」「――」八五郎は不平で/\たまらない樣子でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たまらないのだよ」長五郎は何やら忿々(ぷん/\)として...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...然しそれだからやったに違いないと云われてはたまらない...
浜尾四郎 「正義」
...とてもたまらない...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...気になってたまらないの...
久生十蘭 「春雪」
...空しく白骨になってしまうのはどう考えても忌々しくてたまらない...
久生十蘭 「魔都」
...なにしろ面白くてたまらない...
久生十蘭 「予言」
...たまらないほど心をひかれる町です――その歴史から言っても...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...たまらないほどねむくなってきて...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話」
...私は何かたまらない氣持になるのであります...
吉川英治 「折々の記」
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