...たまにそのくら暗からぼんやり浮き上っているものがあると思いますと...
芥川龍之介 「蜘蛛の糸」
...たまに遊びにでもやって来た時...
有島武郎 「小作人への告別」
...ときたまに見受ける公徳心を失った...
上村松園 「車中有感」
...たまには遅く行つて...
田中貢太郎 「蟇の血」
...たまにしか来たことはねえが...
田山録弥 「あさぢ沼」
...彼女もたまに返してもらえば...
徳田秋声 「縮図」
...それでも浅草という特種な雰囲気が漂っているものもたまには見られない事もなかったが...
永井荷風 「裸体談義」
...それに今日は、名古屋で行きつき先がきまっているのだから、やがて庄公が、尋ね出してお連れ申して来るに相違ない、ままよ、これから一足先に名古屋へ伸(の)しちまえ、宿について、ゆっくり待ち構えていた方がいい、たまには、こっちが出し抜いてやるのも薬になる――といったような中ッ腹で、お角は、宮の鳥居前から、名古屋へ向けて、駕籠(かご)を飛ばさせることにきめてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...たまに私が、探偵小説趣味を逆に此方(こちら)からすると、彼はひどく馬鹿らしそうに、「そりゃ単純な殺人事件ですよ...
浜尾四郎 「死者の権利」
...たまに灯をつけた書店があると...
原民喜 「秋日記」
...たまに露でも落ちたかと思うように...
正岡子規 「九月十四日の朝」
...ごくたまに、せい子が彼を捉(つか)まえることがある...
山本周五郎 「季節のない街」
...たまには裃(かみしも)をぬいで酔いませんか」「かみしもだと」松田はまた眼を剥いた...
山本周五郎 「さぶ」
...「たまには男の膝が欲しくなるだろう」そして...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...又時たまには、先生を通じて申込んで参りました縁談にも同じようにしてお断り致しました...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...「たまに靜かに居たいなあ」と...
吉川英治 「折々の記」
...ひれ伏したわしのあたまに...
吉川英治 「私本太平記」
...とかく張青の意見があたまにある...
吉川英治 「新・水滸伝」
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