例文・使い方一覧でみる「たちまち」の意味


スポンサーリンク

...たちまち幾百里の山河(さんが)を隔てた...   たちまち幾百里の山河を隔てたの読み方
芥川龍之介 「貉」

...たちまち烈火のごとくに猛(たけ)り出して...   たちまち烈火のごとくに猛り出しての読み方
泉鏡花 「婦系図」

...それでもまっすぐに行っては悪いと思うから少しなりともS字を画こうと努力するとたちまち一間ぐらいはねとばされた...   それでもまっすぐに行っては悪いと思うから少しなりともS字を画こうと努力するとたちまち一間ぐらいはねとばされたの読み方
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」

...たちまちピカリと光るかと思うと...   たちまちピカリと光るかと思うとの読み方
井上円了 「おばけの正体」

...この落ち著きの中にたちまちひそひそとささやく声が聞えた...   この落ち著きの中にたちまちひそひそとささやく声が聞えたの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「白光」

...たちまち起るはげしい爆音...   たちまち起るはげしい爆音の読み方
海野十三 「月世界探険記」

...たちまち、二十面相がついらくしてくる...   たちまち、二十面相がついらくしてくるの読み方
江戸川乱歩 「鉄人Q」

...たちまち東京人に飽かれて...   たちまち東京人に飽かれての読み方
相馬愛蔵 「私の小売商道」

...たちまち箍(たが)を外して...   たちまち箍を外しての読み方
橘外男 「陰獣トリステサ」

...するとたちまち活溌な商業が開始された...   するとたちまち活溌な商業が開始されたの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」

...たちまちまた眠りこむ...   たちまちまた眠りこむの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」

...その瞬間まで私を取卷いてゐた昨日の風景の幻たちがたちまち消滅する番だ...   その瞬間まで私を取卷いてゐた昨日の風景の幻たちがたちまち消滅する番だの読み方
堀辰雄 「水のほとり」

...さしもの高鼻たちまち参ったと『日本紀』二の巻に出づ...   さしもの高鼻たちまち参ったと『日本紀』二の巻に出づの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...たちまち正道は縛られた縄が解けたように垣のうちへ駆け込んだ...   たちまち正道は縛られた縄が解けたように垣のうちへ駆け込んだの読み方
森鴎外 「山椒大夫」

...家の中はたちまち煙でいっぱいになり...   家の中はたちまち煙でいっぱいになりの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...そのうえ、駒ヶ林から浜づたいに駈け慕ってきた騎馬隊があり、また、後詰(ごづめ)には、二本松の義貞の本陣からも、経ヶ島附近にある脇屋義助の陣からも、たちまち、これへいくらでも応援が可能であった...   そのうえ、駒ヶ林から浜づたいに駈け慕ってきた騎馬隊があり、また、後詰には、二本松の義貞の本陣からも、経ヶ島附近にある脇屋義助の陣からも、たちまち、これへいくらでも応援が可能であったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...だが、ここでは上杉伊豆の懸命な指揮のもとに、桃井修理、大高伊予、須賀左衛門、三浦介の族権(ぞくごん)ノ九郎らが総力をあげてふせぎに立ち、時にはその一端をやぶられても、たちまち、追ッかけ追ッとりつつんで、からくも、わずかなまを持ちささえていた...   だが、ここでは上杉伊豆の懸命な指揮のもとに、桃井修理、大高伊予、須賀左衛門、三浦介の族権ノ九郎らが総力をあげてふせぎに立ち、時にはその一端をやぶられても、たちまち、追ッかけ追ッとりつつんで、からくも、わずかなまを持ちささえていたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...たちまち先へ走って行く二つの影に追いついた...   たちまち先へ走って行く二つの影に追いついたの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「たちまち」の書き方・書き順

いろんなフォントで「たちまち」

「たちまち」の英語の意味


ランダム例文:
金看板   数を合わせる   北陸地方  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
車中泊   道義的責任   友好条約  

スポンサーリンク

トップへ戻る