例文・使い方一覧でみる「たちば」の意味
スポンサーリンク...もう花橘（はなたちばな）の（におい）と時鳥（ほととぎす）の声とが雨もよいの空を想（おも）わせる... 
芥川龍之介 「邪宗門」
...甲冑堂橘南谿（たちばななんけい）が東遊記に...
泉鏡花 「一景話題」
...丸ノ内的な人たちばかりである...
武田麟太郎 「落語家たち」
...私は学生たちばかりでなく...
太宰治 「新郎」
...なにもかも忘れてあげてるうちにいつかよその子はみんな帰つて暮れかかつた原のなかに自分たちばかりになつてゐる...
中勘助 「銀の匙」
...彼等（かれら）は漸次（しば／＼）家族（かぞく）の間（あひだ）の殊（こと）に夫婦（ふうふ）の爭（あらそ）ひに深入（ふかいり）して却（かへつ）て雙方（さうはう）から恨（うら）まれるやうな損（そん）な立場（たちば）に嵌（はま）つた經驗（けいけん）があるので...
長塚節 「土」
...「君の立場（たちば）から見れば...
夏目漱石 「それから」
...」「橘屋（たちばなや）です...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...」わたしは早く「橘媛（たちばなひめ）」が聴きたかった...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...ある意味では権力のある紳士たちばかりであって...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...艦長は橘（たちばな）少佐...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...橘守国（たちばなもりくに）の『写宝袋（しゃほうぶくろ）』にその像を出せるが『嚢抄』の所記と違う...
南方熊楠 「十二支考」
...前日自身に代って水死した弟橘媛（おとたちばなひめ）を追懐して東南を望み...
南方熊楠 「十二支考」
...君たちばかりでない...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...店先にはまじめくさった年輩の男たちばかり出入（でいり）しているのを見て...
柳田国男 「木綿以前の事」
...それをぼうかんしている立場（たちば）の者も...
吉川英治 「神州天馬侠」
...一火の立場（たちば）があるまいとさっして...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あらあらした人間たちばかりの中に...
吉川英治 「平の将門」
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