例文・使い方一覧でみる「たちのき」の意味

...カッツェンエレンボーゲン家の英雄たちのきびしい顔をした肖像画や...
ワシントン・アーヴィング　Washington Irving 吉田甲子太郎訳「幽霊花婿」

...あなたたちのきれいなお棺（かん）にしてあげるわね... あなたたちのきれいなお棺にしてあげるわねの読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳「イーダちゃんのお花」

...おまわりさんたちのきたのにきがつかなかったのです... おまわりさんたちのきたのにきがつかなかったのですの読み方
江戸川乱歩「かいじん二十めんそう」

...水あがり也とく／＼裏（うら）の掘揚（ほりあげ）へ立退（たちのき）給へ... 水あがり也とく／＼裏の掘揚へ立退給への読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...わたくしはおくがたがお城をおたちのきなされましたとき... わたくしはおくがたがお城をおたちのきなされましたときの読み方
谷崎潤一郎「盲目物語」

...夜半（やはん）にきよすをしのんでおたちのきあそばされ... 夜半にきよすをしのんでおたちのきあそばされの読み方
谷崎潤一郎「盲目物語」

...しのんであちらへおたちのきなされませ... しのんであちらへおたちのきなされませの読み方
谷崎潤一郎「盲目物語」

...二度も三度も立退（たちのき）の請求を受けた... 二度も三度も立退の請求を受けたの読み方
徳田秋声「あらくれ」

...頑固（がんこ）に凍りついた兄弟たちのきたない物を排除する... 頑固に凍りついた兄弟たちのきたない物を排除するの読み方
葉山嘉樹「海に生くる人々」

...呉の処に行てどうか暫（しばら）く此処（ここ）に立退場（たちのきば）を頼むと相談も調（ととの）い... 呉の処に行てどうか暫く此処に立退場を頼むと相談も調いの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...何分にも拝借と云（い）えば何時（いつ）立退（たちのき）を命じられるかも知れず... 何分にも拝借と云えば何時立退を命じられるかも知れずの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...女たちのきものが緑のなかにいつまでも赫（かがや）いてゐた... 女たちのきものが緑のなかにいつまでも赫いてゐたの読み方
ライネル・マリア・リルケ　Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳「旗手クリストフ・リルケ抄」

...森はその人たちのきちがひのやうになつて... 森はその人たちのきちがひのやうになつての読み方
宮沢賢治「狼森と笊森、盗森」

...わたしたちのきょうの生活をリアリスティックに見つめれば... わたしたちのきょうの生活をリアリスティックに見つめればの読み方
宮本百合子「新しい文学の誕生」

...それに立退（たちのき）を諭（さと）した... それに立退を諭したの読み方
森鴎外「渋江抽斎」

...大先生がお立退（たちのき）になってから... 大先生がお立退になってからの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳「ファウスト」

...わたくし無理に兄と一緒にお国をたちのきました」藤尾はそういって話を続けた...
山本周五郎「新潮記」

...いったん親たちのきめた縁談を断わって茂七といっしょになった」源六はそこでほっと太息（といき）をついた...
山本周五郎「柳橋物語」

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