例文・使い方一覧でみる「ただに」の意味
スポンサーリンク...ファラデーはただに本を読んだだけでは承知できないで... 
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...ドウゾ私は死んでからただに天国に往くばかりでなく...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
......
竹内浩三 「口業」
...ただにこにこして...
太宰治 「新釈諸国噺」
...それもただにこにこ笑っているだけのことで...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この疑問はただに学界以外の世人のみならず...
寺田寅彦 「学位について」
...ただに地上に落つるのみ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ただにその借家人たちの不幸ばかりではなく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ただにこにこ笑っているばかりでした...
豊島与志雄 「天狗笑」
...ただに日本ばかりではない...
豊島与志雄 「文学精神は言う」
...ただに他人の妻に対して適用されるばかりでなく...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...ただに全くもてあましたのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...武右衛門君はただに我儘（わがまま）なるのみならず...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...またこの式場に臨（のぞ）む人は日本の学校のようにただに卒業生に限らず...
新渡戸稲造 「自警録」
...ただに彼の文體上のものであるばかりでなしに...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...ただに王宮のあった政治の中心地たることを物語るのみならず...
柳宗悦 「北支の民藝（放送講演）」
...ただに剣道家ばかりでなく...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...ただにこの作者ばかりではない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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