...さびしいフィンマルケンのまっただなかに...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...石狩平原の中央(ただなか)の都の光景(ありさま)は...
石川啄木 「札幌」
...真唯中(まっただなか)こそ...
海野十三 「空襲葬送曲」
...際涯(さいがい)もない大海原(おおうなばら)のまっただなかであった...
江戸川乱歩 「影男」
...この町とリンカンとのあいだにひろがる大きな森のただなかにあり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...この文明生活という荒れくるう海のただなかでは...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...わたくしは西アフリカのニアニアという森のまつただなかで布教していました...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...きわめて驚くべき捜査のまっただなかで...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...ここイングランドはサセックスのただなかで――いえ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...この小さな家は地割れの呻吟のただなかにあるやうな感じがした...
原民喜 「火の子供」
...人が豊饒のまっただなかに暮し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...豊饒のまっただなかに暮していた時には...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ひとは思索のただなかにおいてさえ瞑想に陥ることがあるという事実によって示されている...
三木清 「人生論ノート」
...海豚の胸の真つ只中(ただなか)に...
宮原晃一郎 「動く海底」
...そんなにも重大な事のまっただなかにあって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まひるの真只中(まっただなか)に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その荒武者(あらむしゃ)のまッただなかへ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...少年のすぐ眼の下に底の知れない蒼海(あおうみ)の真只中(まっただなか)から...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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