...西向の壁の中央(ただなか)へ...
泉鏡花 「活人形」
...さながら只中(ただなか)に当っていた...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...臭気(しゅうき)漂(ただよ)う真只中(まっただなか)に押しやっていたのだった...
海野十三 「蠅男」
...外面的文明のただなかにおいてでさえ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...この文明生活という荒れくるう海のただなかでは...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...「自然」のただなかに住み...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ところは太平洋の真唯中(まっただなか)...
田中英光 「オリンポスの果実」
...燃え立つような赤い光の真只中(まっただなか)に横になっていた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...そこは海洋の真只中(まっただなか)の大鳴門(おおなると)だ...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...ここ人の作りし大都会ロンドンのただなかにありながらも...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...いつでもすさまじい勢いで進行している仕事のまっただなかに電話のベルを鳴らして面倒をかけるなどということが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...手まねをしたりしているただなかで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...英雄として闘技場のただなかへ進み出て...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...ひとは思索のただなかにおいてさえ瞑想に陥ることがあるという事実によって示されている...
三木清 「人生論ノート」
...海豚の胸の真つ只中(ただなか)に...
宮原晃一郎 「動く海底」
...そんなにも重大な事のまっただなかにあって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かれは父に対する悪評のまっ唯中(ただなか)にいて...
山本周五郎 「城を守る者」
...蔦之助の矢は神額のまッただなかを射(い)て...
吉川英治 「神州天馬侠」
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