...ただすべてがいかにも神(かむ)さびて...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...耳(みみ)に入(い)るはただすさまじき浪(なみ)の音(おと)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...問いただすすべはないのだ...
梅崎春生 「幻化」
...それをどこから彼に問いただすべきかに迷ったほどである...
海野十三 「海底都市」
...ここを掃除したのは誰だ」と女中の方を振かえって聞きただすのでした...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...ただすたすた歩いて...
太宰治 「黄村先生言行録」
...ただすこし豊かにならないと...
田中貢太郎 「黄英」
...ここでまた私はずばり問いただす機会を得たわけだが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...湯島の糺(ただす)の方へ大学の病室の都合を訊いてもらいに駈けつけたお庄は...
徳田秋声 「足迹」
...オセロを転倒させることもカンディードの上にはただすべりゆくのみである(訳者注 セークスピアの戯曲オセロ ヴォルテールの小説カンディード)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...先生は規律をただすため...
夏目漱石 「私の個人主義」
...現在の危機について大臣に直接ただす...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...するとほりになつて起きて襟元をただすともとのあなたに立ち直つてゆくらしい...
室生犀星 「はるあはれ」
...按ずるに標題の糾繩(きうじよう)は隋書に「若不糾繩、何以粛」と云つてある如く、ただす義である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ただすこしばかり胃の工合がわるいくらいのものでした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それの実否をただすまもなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...糺(ただす)の原(はら)で...
吉川英治 「親鸞」
...四条や糺(ただす)の夕涼み...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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