...従鎮西上人依観音助遁賊難持命語(ちいぜいよりのぼるのひとくわんのんのたすけによりてぞくなんをのがれいのちをぢするものがたり)の中(うち)に...
芥川龍之介 「点心」
...助船(たすけぶね)...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...お互いに運動をたすけあって...
海野十三 「○○獣」
...漲(みなぎ)るながれをわたりゆくは馬を助(たすけ)んとする也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...年毎(としごと)に(さけ)の時にいたればその漁(れふ)をなして生業(いとなみ)の助(たすけ)とせり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...(ふゞきにほうい/\とよぶは人にたすけを乞ふことば也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...機が違ふの」「機は同じ事(こ)つたすけれど...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...兄の山にも金や粟をやってたすけたが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿繊」
...たすけてやってくれ」と云ったが...
田中貢太郎 「義猫の塚」
...倒れし一人をたすけ起こせるかの濶大なる一人はこなたに向かい来たりぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...檜山はたすけ起して...
豊島与志雄 「高尾ざんげ」
...統制のあるたすけの手は...
宮本百合子 「生きるための協力者」
...それらを条件としつつ一層互にたすけ合い高まる人間の理解と協力の美しい力を必要とすることを学んで行くべきなのだと思う...
宮本百合子 「結婚論の性格」
...大決心でやるつもりらしいのを見ると私もやっぱりたすけてやりとうございます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...幾分かはこのよろこびをたすけるものである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「十二人のおにいさまたちをおたすけできるのなら...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「十二人兄弟」
...一時羽柴軍へ降伏して城中数千の生命をたすけ...
吉川英治 「新書太閤記」
...それがどれほどわたくしのせまい知識をたすけてくれたことか知れない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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