例文・使い方一覧でみる「たお」の意味

...「これでも場數を踏んで來たおいらんですから... 「これでも場數を踏んで來たおいらんですからの読み方
岩野泡鳴「泡鳴五部作」

...看板法被（かんばんはっぴ）に篆書崩（てんしょくず）しの齊の字の付いたお抱（かか）え然たる俥（くるま）を乗廻（のりまわ）し... 看板法被に篆書崩しの齊の字の付いたお抱え然たる俥を乗廻しの読み方
内田魯庵「斎藤緑雨」

...彼はまだ夢心地で床の上にたおれています... 彼はまだ夢心地で床の上にたおれていますの読み方
海野十三「怪塔王」

...人間がたおれている... 人間がたおれているの読み方
海野十三「空襲警報」

...」と濃く白粉をつけたお安さんは... 」と濃く白粉をつけたお安さんはの読み方
鈴木三重吉「桑の実」

...神尾主膳のところにいたお絹という妖婦（ようふ）のことであります... 神尾主膳のところにいたお絹という妖婦のことでありますの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...ねえ、あなた、もう考え直す余地はなくって、このお金で、芸妓家の株を買い、余ったお金で、このあたりへ土地を買い、そうして、いっそのこと、あなたもこの土地へ納まっておしまいなさいよ...
中里介山「大菩薩峠」

...怨みは殺されたお通にだけ限定されると... 怨みは殺されたお通にだけ限定されるとの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...はったりを噛まそうとして、逆におたおた、取り乱してしまった... はったりを噛まそうとして、逆におたおた、取り乱してしまったの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「王冠の重み」

...親父の奉還金のなかから私の分としてとっておいてくれたお金も... 親父の奉還金のなかから私の分としてとっておいてくれたお金もの読み方
正岡容「初看板」

...あちこちと見廻している……彼の度を超えたおちつきと礼儀正しさには...
トオマス・マン　Thomas Mann 実吉捷郎訳「トニオ・クレエゲル」

...軽業小屋にいたおかげで... 軽業小屋にいたおかげでの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...自業自得でやにわに斃（たお）れたのだ... 自業自得でやにわに斃れたのだの読み方
南方熊楠「十二支考」

...始めて目の覚めたお金奴の顔が見てやりたい... 始めて目の覚めたお金奴の顔が見てやりたいの読み方
宮本百合子「栄蔵の死」

...わたくしは小さい時に二親（ふたおや）が時疫（じえき）でなくなりまして... わたくしは小さい時に二親が時疫でなくなりましての読み方
森鴎外「高瀬舟」

...そこらの杉落葉の上に仆（たお）れている旗や楯や雑多な兵具などを踏みこえ踏みこえ尋ねまわった... そこらの杉落葉の上に仆れている旗や楯や雑多な兵具などを踏みこえ踏みこえ尋ねまわったの読み方
吉川英治「上杉謙信」

...初めて働いて取ったお塩――」と... 初めて働いて取ったお塩――」との読み方
吉川英治「新書太閤記」

...どさっ――と樹が仆（たお）れる... どさっ――と樹が仆れるの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

この漢字は何でしょう？？

👨話題の人々👩